店舗やガレージ・倉庫で使われている電動シャッターですが、
「もし停電になった時、本当に開閉できるの?」
「非常用バッテリーって、いつ交換したか覚えていない…」
「交換が必要って聞いたけど、どのくらいでダメになるの?」
関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)より「シャッター119」に、こうしたご相談を数多くいただきます。
実は、“非常用バッテリー”は見落とされがちなシャッター安全管理の盲点。
新品時は安心ですが、定期的な交換や点検を怠ると、いざという時“動かない・閉じ込められる”重大リスクに直結します。
この記事では、
- 非常用バッテリーの寿命(使用可能年数)
- 交換すべきタイミングの見極め方
- 交換方法・費用・プロへの依頼目安
- 停電時にシャッターが動かない場合の対処法
- 維持管理やメンテナンスのポイント
…これらを専門業者の視点で詳しく・分かりやすく解説します。
「そろそろ寿命かも?」「よく分からないから一度点検したい」
そんな方も、この記事を読めば“備え”に自信が持てます。
電動シャッターの“非常用バッテリー”とは?
まずは、「非常用バッテリー」とは何かを正しく理解しておきましょう。
■ 非常用バッテリーとは?
- 電動シャッターが停電時にも開閉できるように搭載されたバックアップ用の蓄電池(バッテリーパック・制御盤内蔵型など)です。
- 主にガレージ・店舗・防火シャッター・マンション共用部シャッターなど、防災や避難経路の確保が求められる場所で多く使われています。
- 平常時は家庭の商用電源(100V/200V)でシャッターを駆動。停電発生時は自動的に非常用バッテリーに切り替わり、最低1~2回程度の開閉動作ができる仕組み。
■ こんな場所に使われています
- 店舗・倉庫・ガレージ
- 商業施設の搬入口
- マンション駐車場・管理用シャッター
- 防火区画(防火シャッター)・病院・学校等の避難経路シャッター
【ポイント】
「自分のシャッターにバッテリーがあるか分からない…」場合は、
- シャッター制御盤(コントロールボックス)内に“バッテリー”や“蓄電池”の表示がある
- 取扱説明書に「非常用バッテリー交換」や「停電時動作」の記載
- 購入・設置時の仕様書や管理台帳に「停電対応バッテリー付き」と明記
こういったポイントで確認できます。
なお、分からない場合も、シャッター119なら現地無料診断で判別可能です。
非常用バッテリーの寿命は「3~5年」が基本!
非常用バッテリーは“非常時にだけ使う”ため、「劣化に気づきにくい」のが大きな特徴です。
■ 一般的な寿命・交換サイクル
- 新品から3~5年程度が推奨寿命(多くのメーカー・専門業者が4~5年ごとの定期交換を案内)
- 電池タイプ(鉛蓄電池・ニッケル水素電池など)は、ほぼ全てに“5年サイクルの定期交換”が推奨
- 設置環境(高温多湿、屋外直射日光、振動など)や、停電発生頻度で前後する
【※注意※】
「まだ動くから大丈夫」「普段問題ないし…」と10年放置は絶対NG!
バッテリーは内部の化学反応で“経年劣化”し、“いざ”という時だけ作動しないリスクがあります。
■ メーカー公式の交換推奨例
- 三和シャッター:非常用バッテリーは設置後5年以内の定期交換を推奨
- 文化シヤッター:同じく5年目で必ず点検・必要に応じて新品交換
- 防火シャッター業界団体:消防法上、蓄電池は6年以内に交換(自治体により指導例あり)
バッテリー寿命切れの“サイン”と確認ポイント
「寿命=突然ゼロ」ではなく、徐々に劣化のサインが出てきます。
下記の兆候は要注意です。
■ バッテリー劣化・寿命切れサイン
- 警告ランプが点灯/バッテリー交換サイン(多くの制御盤にLEDランプあり)
- 動作テスト時に開閉力が弱い/途中で止まる/作動回数が減った
- 定期点検の際、バッテリー電圧が規定値以下(テスター測定で要交換判定)
- 制御盤やバッテリーケースから膨張・液漏れ・変色・腐食など異常が見える
- 設置から3年以上経過し一度も交換していない
一つでも当てはまれば、なるべく早く点検・交換を!
交換しないとどうなる?
寿命切れバッテリーを放置して起こる重大リスク:
- 停電時にシャッターが全く開かず、車や人が閉じ込められる
- 防火シャッターが作動しないことで避難経路が塞がれる/火災時の安全性低下
- 蓄電池の液漏れによる発煙・腐食・感電事故
- バッテリー爆発・発火の危険(特に古い鉛蓄電池)
実際、点検不良による「停電でシャッターが開かず車が出せなかった」事故例は多数報告されています。
非常用バッテリーの交換方法(手順と注意点)
交換は原則「専門業者に依頼」が安心です。
バッテリー交換は制御盤内部や配線作業を伴うことが多く、無理な自己交換は感電・誤作動のリスクがあります。
以下はあくまで「仕組みの参考例」としてご確認ください。
■ 交換の一般的な手順
- シャッター本体・制御盤の電源OFF(分電盤・ブレーカーを必ず落とす)
- 制御盤・バッテリーボックスを開ける(ビス留めの場合はプラスドライバー等が必要)
- バッテリー端子のコネクタを外す(極性に注意)
- 古いバッテリーを取り外し、新品バッテリーを正しくセット
- 端子・コネクタを正確に接続し、ケースを閉じる
- 電源ON後に動作テスト・警告ランプの消灯を確認
■ 交換時の注意点
- バッテリーは型番・電圧・容量が純正指定品か要確認(メーカーごとに異なる)
- 作業前に取扱説明書や施工説明書で交換方法を確認
- 交換後は必ずテスト動作(停電時バッテリー駆動)を行い、正常動作を確認
- 廃棄バッテリーは産業廃棄物として適切に処分(リサイクル回収業者に依頼)
■ 「自分でできる」場合と「業者依頼すべき」場合の違い
- 乾電池タイプの障害物センサー用バッテリー→ユーザー自身で簡単に交換OK
- 制御盤内蔵型・防火シャッター用の鉛蓄電池・ニッケル水素電池など→専門業者に依頼推奨(DIYは非推奨)
自己交換で不安がある場合・分からない場合は必ずプロにご相談を。
交換バッテリーの入手方法・費用目安
■ 入手方法
- 純正品バッテリーパックはメーカー取扱店、正規代理店またはシャッター専門業者からの取り寄せが基本
- 汎用鉛蓄電池などは型番・スペックが一致すれば市販品でも対応可。ただし保証外になることも
■ 費用相場(2025年現在の目安)
- バッテリーパック本体:7,000円~20,000円程度(機種・容量による)
- 業者交換作業費:15,000円~30,000円程度
- 防火シャッター用バッテリー:20,000円~40,000円程度(部材+工賃)
機種・設置状況・同時点検や修理有無で変動するため、必ず現地見積もり推奨です。
バッテリー寿命を延ばすための日常点検・メンテナンス
「たった3年で交換?もっと長持ちさせたい!」
そんな方のために、バッテリーを長持ちさせる日常点検ポイントもご紹介。
■ 点検のコツ
- 半年に1回は非常用バッテリー動作テストを実施(停電状態でのシャッター開閉確認)
- 警告ランプやインジケーターを月1回目視点検
- 制御盤・バッテリー収納部の埃取り、端子の腐食防止
- 高温多湿や直射日光を避けた設置
- 取扱説明書に沿った定期交換記録の保管
【※注意※】
バッテリーは“使わなくても劣化する”部品。
動作確認を怠ると「いざ停電時に全く反応しない」ことも。
必ず「定期動作テスト」「年1~2回の点検」がおすすめです。
停電時にバッテリーが切れていたら?
■ 停電時にシャッターが開かない場合の対応
- 手動開放ハンドルの有無を確認(多くの電動シャッターには手動切替機能が備わっています。操作方法は機種ごとに違うため、事前に説明書・現地確認を)
- 開かない・不明な場合は、無理にこじ開けず専門業者に即相談(二次トラブル防止)
- 非常用発電機があれば臨時給電で操作可能な場合も
■ 日ごろの“備え”が大切
- 手動操作方法の事前確認(家族・従業員で周知)
- バッテリー寿命・交換履歴の管理
- 災害対策マニュアル等にシャッター運用手順を明記
シャッター119が選ばれる理由
「バッテリー交換なんて簡単では?」と思う方も多いですが、実際は専門知識・工具が必要&重大事故リスクも伴います。
シャッター119なら、
- 関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)対応!最短即日出張OK/24時間365日受付
- 現地調査・バッテリー点検・無料見積もりも可
- バッテリー交換だけでなく、シャッター本体の安全点検や非常時の動作テストもワンストップ対応
- 全メーカー・全機種対応!適合バッテリーの選定から廃棄処分も一括で安心
- 作業後は必ず動作テスト・点検報告書を提出
「交換すべきかどうか分からない」「現地で状況を見てほしい」
そんな時も、お気軽にご相談ください。
まとめ|非常用バッテリー管理で“万一”に備える安心を
- 電動シャッターの非常用バッテリーは「3~5年」で寿命を迎えるのが一般的
- 定期的な点検・早めの交換が“いざ”という時の命綱になる
- バッテリー交換には安全・確実なプロの知識と技術が不可欠
- 費用相場は数千~数万円、現地調査や見積もりは無料の業者も
- 定期メンテナンスと緊急時対応で、安全・安心のシャッター運用を
非常用バッテリーの交換や点検は「迷ったらまずシャッター119へ相談」が一番安心です。
- 現地調査・お見積りすべて無料
- 最短即日で関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)対応。24時間受付OK
- 万一の停電時でも安心できるよう、プロが親身にサポート
「シャッターのバッテリー、そろそろ大丈夫かな?」
「交換したいけど、どれを選べばいいか分からない」
「急な停電・災害に本当に備えたい」
そんな方は、ぜひシャッター119までお気軽にご相談ください。
点検・交換・修理のプロ集団が、あなたの大切なシャッターと安全を全力で守ります!
【ご依頼の流れ】
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。
「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。