店舗やガレージで毎日のように開け閉めする手動シャッター。
普段は何気なく操作しているだけに、「最近ちょっと重いな」「開閉時に力が要る」「途中で止めにくくなってきた」といった変化に気づいたときは、一度立ち止まって原因を確認してみましょう。
小さな違和感を放置すると、やがて「開かない」「閉まらない」といった深刻トラブルに発展し、急な営業停止や高額修理を招く可能性があります。
本記事では、関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)で無料相談・出張見積もりを承る「シャッター119」が、手動シャッターの「重さ」に焦点を当て、原因の見分け方から自分でできるメンテナンス、そしてプロに任せるべきケースまでを丁寧に解説します。
これさえ読めば、重たいシャッターも再びスムーズに動かせるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
「重い」を感じる前に知っておきたいこと
手動シャッターは、巻き取りバネ(スプリング)やガイドレール、スラット(板状のパネル)など、さまざまな部品が協調して動いています。
どれかひとつでも摩耗・歪み・汚れがあると、開閉の負荷が増大し「重たい」と感じるわけです。
たとえば…
- 朝イチの開店準備で
いつもより数キロ重く感じてぎこちない動きに。お客様が来るまでにシャッターが上がらず焦った経験はありませんか? - 閉店時の雨の日
レールに付着した水滴が錆びを誘発し、翌朝ガタガタと音を立てながら重くなるケースも。 - 冬場の冷え込み
グリスが固まりやすく、滑りにくくなるため、一時的に重さを感じることもあります。
こうした身近な状況を例に、重さの原因をできるだけ早く特定し、必要に応じて適切なメンテナンスや修理を行うことが、シャッターを長持ちさせるコツです。
手動シャッターが重くなる主な3大要因
(1)レール・可動部の汚れ・サビと潤滑不足
レール内部やスラット間にほこり、砂利、小石が蓄積すると、金属同士の摩擦が増大します。
さらに潤滑剤が切れると「キーキー」「ギシギシ」といった音とともに、明らかに重く感じるように。
- 雨や風の影響:屋外設置が多い事業用シャッターは、吹き込む水やホコリであっという間にレールが目詰まりします。
- 潤滑剤の寿命:施工時や前回メンテ時に注したグリスやオイルは、長期間で劣化し、固まってしまうと逆に動きを阻害します。
(2)巻き取りバネ(スプリング)の経年劣化・緩み
シャッターの巻き取りを補助するスプリングは、設置から5~10年で徐々に張力を失うのが一般的。
劣化したバネでは「自重+人力」の荷重がそのまま手にかかってしまうことになります。
- 張力不足の症状:シャッターを半分ほど上げた状態で手を離すと、途中で止まらずに勢いよく落ちてくる。
- バネ切れの恐怖:完全に切れてしまうと、手で持ち上げることすら不可能になるため、突然の閉じ込めや人身事故のリスクもあります。
(3)スラットの変形・ガイドレールの歪み
台風や車両との接触、建物の揺れなどでスラットやレールが曲がると、均一にかみ合わず一箇所に大きな摩擦が集中します。
- 曲がったスラット:板同士が擦れ合って「ガタガタ」「バタン」と衝撃音が発生し、重み以上に操作しづらくなります。
- 歪んだレール:建物自体の歪みがレールに伝わると、設計どおりに上下できず、引っ掛かり感で力を要します。
自分でできる“重さチェック”&初期対応
重さの原因を特定するには、まず「自分で確かめられる範囲」を試してみましょう。
以下の手順で、どの要因が該当しそうか切り分けてみてください。
- レールの目視点検
- 健康ライト(懐中電灯)を使い、レール内部の汚れやサビをチェック。
- 掃除機やエアダスターでホコリを飛ばし、雑巾で拭き取ってから軽く開閉を試す。
- 健康ライト(懐中電灯)を使い、レール内部の汚れやサビをチェック。
- バランステスト
- シャッターを腰あたりの高さまで手動で上げ、手を離す。
- 正常なスプリングなら一定位置で停止。下がってくる、または止まらない場合は張力低下が疑われます。
- シャッターを腰あたりの高さまで手動で上げ、手を離す。
- スラット偏り確認
- 開閉中に左右どちらかに傾いたり、スラット同士が密着しすぎていないかを目視。
- ゆがみ箇所を発見したら、軽く手でスラットを揺らして差異を確認。
- 開閉中に左右どちらかに傾いたり、スラット同士が密着しすぎていないかを目視。
これらのチェックを通じて、「まずは掃除→潤滑→再テスト」で改善するかどうかを見極めましょう。
簡単な清掃と注油で直る場合も少なくありません。
原因別メンテナンス&プロ依頼の目安
1. レール・可動部の清掃と潤滑
- 作業手順:
- シャッターを半開きにしてレール内部のゴミを掃除機で吸引。
- エアダスターで細かなホコリを吹き飛ばす。
- シリコン系潤滑スプレーをレール溝とスラット接触部に均一に吹き付ける。
- シャッターを半開きにしてレール内部のゴミを掃除機で吸引。
- 注意点:CRC556など油性スプレーはホコリを呼び寄せやすいため、必ずシリコン系を選びましょう。
- DIY完了のサイン:
- 開閉時の異音が消え、スムーズに上げ下げできるようになればOK。
- 開閉時の異音が消え、スムーズに上げ下げできるようになればOK。
2. バネ(スプリング)の調整・交換
- DIY推奨度:×(危険度高)
- プロ対応内容:
- シャッターボックスを開放し、スプリングの巻き数・張力を調整。
- 経年劣化が進んだ場合は新品スプリングへ交換。
- シャッターボックスを開放し、スプリングの巻き数・張力を調整。
- 依頼の目安:
- バランステストで停止せず、重さが依然として解消しない。
- スプリングから異音がしたり、錆が激しい場合。
- バランステストで停止せず、重さが依然として解消しない。
3. スラット/レールの歪み修正
- 軽度の歪み:
- ゴムハンマーでスラットをそっと叩き、元の形状に戻す。
- ゴムハンマーでスラットをそっと叩き、元の形状に戻す。
- 重度の歪み/レールの曲がり:×(DIY不可)
- レール交換、スラット部品交換などが必要。
- レール交換、スラット部品交換などが必要。
- 依頼の目安:
- 修正作業後も開閉が渋い、異音が続く場合。
- 一部のスラットが外れている、レールに明らかな曲がりがあるとき。
- 修正作業後も開閉が渋い、異音が続く場合。
放置すると取り返しのつかないトラブルに…
「ちょっと重いくらいなら大丈夫」と放置すると、シャッター全体の不均衡がさらに進み、次第に「開かない」「閉まらない」と動作不能に。
特にバネ切れを起こすと、自力で持ち上げることはほぼ不可能になり、緊急時の避難路確保や防犯に大きな支障となります。
また無理に力を入れて操作を続けると、他部品にも亀裂が入り、結局修理費用が数倍に膨らむリスクが高まります。
問題を感じたら早めの初期対応が最大のコスト節約策につながります。
プロに任せるメリット&シャッター119のご紹介
手動シャッターの重さや不具合をそのまま放置せず、専門のプロに任せる最大のメリットは「安全性」と「確実性」です。
私たち「シャッター119」では、まず現地で丁寧にシャッターの状態を点検し、目に見えない内部の摩耗や歪み、スプリングの張力状態まできめ細かくチェックします。
ご自身で分解しようとすると、思わぬバネの反動でケガをするリスクや、細かい部品を破損してしまう恐れがありますが、私たちプロなら高度な工具とノウハウを駆使して、シャッターを傷めずに最適な調整・修理を行うことが可能です。
また、結果的なコストパフォーマンスも見逃せません。
初期対応を誤り、部品を交換しなければならない段階まで悪化してしまうと、後から大型交換やフレームの修正が必要となり、費用は数倍にも跳ね上がります。
シャッター119では、問題の芽を早期に摘み取ることで、余分な部品交換を抑えつつ「最小限のメンテナンス」で最大限の改善を実現。
さらに、施工後には一定期間の保証をお付けし、万一再度不具合があっても迅速に対応できる体制を整えています。
そして何より、関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)どこでも無料で出張点検・お見積もりを実施します。
お電話一本で専門スタッフが最短20分程度で現場に駆けつけ、その場でお見積もりをご提示しますので、追加費用の心配なく安心してご相談いただけます。
シャッターの重さや動きの異常が気になるときは、ぜひお気軽にシャッター119までお声がけください。

まとめ
手動シャッターの「重い」という症状は、潤滑不足やサビ、スプリングの劣化、さらにはスラットやレールの歪みなど、複数の要因が重なって起こることがほとんどです。
自分でできる初期対応としては、レールの清掃とシリコンスプレーでの注油、バランステストによるスプリング張力のチェック、スラットの偏り確認などがありますが、これらを試しても改善しない場合は、無理に力を加え続けるとさらに重大な故障を招く恐れがあります。
特にバネ調整やレール交換といった作業は専門知識と工具がなければ困難であるため、早期の段階でプロに相談することが結果的に安心かつ経済的です。
シャッター119では、3万件以上の施工実績をもとに、業務用シャッター特有の大きな負荷にも耐えうるメンテナンスと修理技術を提供しています。
無料出張点検で現状を正確に把握し、必要最小限の手順でシャッターを軽くスムーズに戻すことで、営業や作業の中断時間を極力抑えます。
また、施工後のアフターフォローも充実しているため、「また重くなってしまったらどうしよう」といった不安も解消。
関西エリアでシャッターの重さにお悩みでしたら、ぜひシャッター119の無料見積もりサービスをご利用ください。
専門スタッフが駆けつけ、原因究明から解決までを一貫してサポートいたします。
安心してお任せいただけるプロの技術で、あなたのシャッターを再び軽やかに動かしましょう。
【ご依頼の流れ】
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。
「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。
