シャッターを閉めようとしたら、途中で止まってしまう。
「障害物も何も無いのに…」と思ってスイッチを何度押しても反応がない。
あるいは、シャッターが閉まりきったと思ったら自動で少し開いてしまう。
ボタンを押し続けていないと最後まで動かない、やたらと警告ランプやエラー音が鳴る。
こんな“シャッターの不調”で悩んでいませんか?
関西(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)エリアでご相談いただくことが多いのが、「電動シャッターのセンサー故障・安全装置不良」による開閉トラブルです。
- 障害物がないのに動かない
- シャッターが途中で止まる/戻ってしまう
- 手動操作や強制解除もできず開け閉めができない
- 異常ランプ点滅、ピーピー音が止まらない…
このコラムでは、「センサー不良かも?」と思った時に、ユーザー自身で確認できるチェックポイントや応急処置、プロに依頼すべき場合の見極め方、修理・交換にかかる費用や流れ、そして日頃からの予防策まで、シャッター119の現場ノウハウを惜しみなく解説します。
「安全装置の故障=事故や怪我につながる危険サイン」でもあります。
「焦って変な操作をしてさらに壊してしまった…」
「修理費用がどこまでかかるか不安…」
そんな方こそ、まずはこのページを読んで“安全・安心な復旧”のヒントをつかんでください。
電動シャッターの「センサー」って何?役割と種類をやさしく解説
まずは、「電動シャッターのセンサーって、そもそもどんな役割なの?」という基本から。
シャッター119の現場でも「センサー不良っぽいけど、どこを見れば…?」とご質問をよく頂きます。
● センサーの種類と役割
電動シャッターには安全のために“障害物検知センサー”や“リミットスイッチ”など、複数の安全装置が搭載されています。
- 障害物検知センサー(光電センサー、赤外線センサー、下桟圧力センサー等)
→ シャッターが閉まる際、何かに接触・挟まりそうになると自動でストップしたり、逆転して開く仕組み。(小さなお子様やペット、車のバンパーなどが挟まれる事故防止に必須) - リミットスイッチ
→ シャッターの「上限」「下限」停止位置を自動で検知・記憶する装置。
動作位置がズレるとシャッターが途中で止まったり、全開・全閉できない不具合が起きる。 - サイドセンサー/追加安全装置
→ 駐車場などで車や人の進入を検知し、開閉動作を制御するオプションも。
これらの安全センサーは「人命を守る最重要パーツ」です。
逆に言えば、誤作動や故障は絶対に放置厳禁!
「センサーがおかしいかも?」と感じたら、速やかに原因究明・修理を検討しましょう。
センサー故障時によくある症状 ― どんな異常が起きる?
では、センサー故障や誤作動の際に実際どんな症状が現れるのか。
まずは「現場で多いトラブル事例」を挙げてみます。
- シャッターが途中で止まる/閉まらない
- シャッターがいったん閉まったあと自動で少し開いてしまう
- ボタン(リモコン)を押し続けていないと動かない
- 何も障害物がないのにエラー音や警告ランプが点滅する
- 障害物をどけても動かず、エラー解除できない
- リミットスイッチがずれて、途中で急停止や逆走する
- 動作が極端に遅くなったり、モーターが「カチカチ」「ウィーン」と異音を発する
いずれも「障害物検知センサー」「リミットスイッチ」「安全装置」のいずれかが誤作動・故障している典型的なサインです。
なお、こちらのコラムでも電動シャッターが開閉できない場合の原因や対策について解説しています。
あわせてご覧いただければと思います。
・電動シャッターが閉まらない原因とは?~原因の見極めと安全な対処法を徹底解説~
・電動シャッターが開かない時の原因と対処法~安心・安全な運用のために~
センサー不良・誤作動の主な原因は? その見極め方
センサーのトラブルと言っても原因は様々。
「掃除やリセットで直る軽微な不調」から「機器交換・修理が必要な重度トラブル」まで、症状別に原因を整理します。
● 主な原因パターン
- センサー部の汚れ・ゴミ詰まり
→ レンズや赤外線受信部に埃・虫・水滴が付着し、正常な検知ができず誤作動 - 送信機の電池切れ(電池式センサーの場合)
→ 電池寿命は1~2年が目安。残量が減ると誤作動や検知不良 - センサー位置のズレ・取り付け角度の狂い
→ 車や荷物のぶつかり、強風等でセンサー本体が傾いている - 配線断線・接触不良
→ 経年劣化や結露・湿気、鼠害(かじられる)等で配線トラブル - 本体機器の故障・基板不良
→ 部品寿命(8~10年目安)や落雷・水濡れ等による電子部品の破損 - リミットスイッチのズレ・接点不良
→ 長期間未調整で設定位置が狂った、端子のサビや摩耗で誤作動
● 原因別の見極め方(症状例)
- 途中で止まる&開け閉め不能:
センサー部のゴミ付着や位置ズレ、リミットスイッチのズレ - 閉まっても自動で少し開く:
障害物検知センサーの誤検知、またはリミットスイッチの下限設定異常 - 動作が遅い・異音:
センサー異常のほか、モーター・基板の不良も併発している場合あり
自分でできる!センサー不良時の応急チェック&メンテナンス
「今すぐ動かしたい!」「業者を呼ぶ前に何かできる?」
そんな時は以下のチェック・応急処置を試してみましょう。
◆ 【STEP1】基本の動作リセット・エラー確認
- 電動シャッター本体の「電源OFF→ON」
- 電源プラグやブレーカーを一度切り、10秒以上待って再投入
- 再起動でエラーが消える場合も
- エラーメッセージや警告ランプをチェック
- 説明書や制御盤のエラーコードを確認(型番・メーカーで対応方法が異なる場合あり)
- 説明書や制御盤のエラーコードを確認(型番・メーカーで対応方法が異なる場合あり)
◆ 【STEP2】センサー部の清掃
- 柔らかい乾いた布・ティッシュでレンズや受信部をやさしく拭く
- 水滴や油分がついている場合は、固く絞った布→乾拭き
- 虫の死骸やクモの巣、小石・ゴミをエアダスターやブラシで除去
※絶対に強い洗剤や研磨剤、尖ったものでこすらないこと!
◆ 【STEP3】センサー送信機の電池交換(電池式の場合)
- 送信機カバーを開け、規定の新品電池(多くは単3または単4)に交換
- 電池交換後、必要に応じてリセットボタンを押す
- 複数台センサー設置の場合は全台チェック
◆ 【STEP4】センサーの位置確認と軽微な調整
- センサー本体が正面を向いているか、取り付け角度がズレていないか目視チェック
- 傾きや高さの違和感があれば、取り付け金具のビスを緩めて微調整
- 調整後は必ず手動で開閉し、反応が正常か確認
◆ 【STEP5】リミットスイッチの再設定(必要な場合)
- 取扱説明書の手順に従い、シャッターの上下限位置(全開・全閉)を再登録
- モデルによっては本体の調整ダイヤルや操作盤で設定(※難易度高めなので無理せず業者推奨)
◆ 【STEP6】一時的に手動操作に切り替え(電動シャッターの場合)
- メーカー指定の手順で「非常開放レバー」や「手動切替キー」を使い、手動開閉に変更
- 手動時も無理に力を加えず、異常があれば即作業中止
◆ 【応急処置の注意点】
- DIYは必ず説明書やメーカー指示を守る
- 水濡れ・感電に注意、必ず電源オフで作業
- センサーや配線、基板等の分解・交換作業は無理せずプロへ
- チェック・掃除後も直らない場合は速やかに業者へ連絡
業者に任せるべき? センサー修理・交換が必要なケース
自分での掃除や電池交換、再設定でも症状が改善しない場合は、「安全装置(センサー)自体の修理・交換が必要な重度トラブル」である可能性大です。
【業者依頼が必須な主なケース】
- センサー本体・配線の損傷や基板不良(配線断線、端子腐食、経年劣化)
- 清掃・電池交換・位置調整でも全く動作が変わらない
- エラー表示や警告音が止まらず、解除できない
- リミットスイッチの設定や本体部品の交換が必要
- シャッター開閉中にセンサーが無反応、または誤作動を繰り返す
- 異常動作で危険(挟まれ事故、シャッター落下等)の恐れがある
【業者依頼のメリット】
- 専用診断機器や測定器を用いた正確な故障診断
- 各メーカー対応の交換用センサー・リミットスイッチ在庫
- 配線工事や基板修理など、高度な技術・経験
- 保証付き修理/迅速な再発防止策アドバイス
- 事故防止の観点からも早めのプロ対応が安心・安全
センサーやリミットスイッチ修理・交換の費用相場
気になる修理・交換の費用目安についても整理します。
- センサー清掃・軽微な調整のみ:8,000円~2万円前後
- センサー本体の交換:1台あたり20,000~30,000円前後(部品代+工賃込/メーカー・型番・設置場所により差異あり)
- リミットスイッチ再設定や微調整:15,000~30,000円程度
- 配線修理・複数台交換:内容によって5万円~10万円以上
※出張・現地見積もりは無料の業者が多い
※夜間・休日や特急対応、特注部品は追加費用発生あり
関西エリア(大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・滋賀)でもおおむね同様の相場。
「どのくらいかかる?」と思ったらまずは無料現地見積もりが安心!
安全装置の誤作動を防ぐ日頃のメンテナンス・予防策
センサー・リミットスイッチのトラブルは「日頃のひと手間」でかなり減らせます。
簡単にできる予防策をご紹介します。
● 日常点検・清掃
- 月1~2回、センサー部(レンズ・受信部)を柔らかい布で乾拭き
- センサー周辺のゴミ・クモの巣・虫の死骸等も取り除く
- 配線の断線や劣化がないか目視点検
● 電池交換・動作確認
- 電池式センサーは年1回以上新品交換
- 定期的に「障害物を置いてセンサーが反応するか」テスト
- 動作異常時はエラーランプ・ブザーも要チェック
● プロの定期点検・調整もおすすめ
- 2~3年に一度は専門業者による「安全装置点検・シャッター全体の調整」を依頼
- 長年使ったセンサーやリミットスイッチは定期的な交換が安全・安心
シャッター119の強みと「まず相談」のススメ
シャッター119は、関西全域対応の電動シャッター修理・安全装置点検のプロ集団です。
- 即日出張・365日年中無休
- 現地調査・お見積り完全無料
- 専門スタッフによる丁寧な故障診断と説明
- 部品交換は純正・互換品含め幅広く対応
- 費用の安さ・明朗会計(追加費用なし)
- 修理後のアフターフォロー・再発防止策もご提案
「センサー不良かも…?」と思ったら、絶対に無理せず、まずはお気軽にご相談を。
見積もりだけでも大歓迎、点検だけでもOKです。

まとめ ― センサー不良は放置NG!「気づいたら即チェック・相談」で安全安心
電動シャッターの安全装置(障害物検知センサー・リミットスイッチ)のトラブルは、そのまま使い続けると重大事故につながるリスクがあります。
- まずは掃除・電池交換・位置確認など基本チェックを
- それでも直らない、エラーが出続ける場合は早めに業者へ相談
- プロの点検・修理なら、安全・安心・再発防止までトータル対応
関西で電動シャッターのセンサー故障修理にお困りなら、 シャッター119が即日出張・無料見積もりでサポートします。
「シャッターで困った時の相談先」として、ぜひブックマークしておいてください。
「急にシャッターが止まった」「何が悪いかわからない」
そんなときも、お電話・LINEからお気軽にお問い合わせください!
あなたのシャッター安全を守るため、全力でサポートいたします。
【ご依頼の流れ】
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。
「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。
