朝の開店前、ボタンを押しても無反応。
帰宅してガレージを開けようとしたらランプすら点かない。
「電動シャッターの電源が入らない」トラブルは、いつも突然やって来ます。
焦って何度もスイッチを連打したり、力任せに手動で動かそうとすると、二次故障や事故につながることも。
まずは深呼吸して、順番に切り分けるのが最短の復旧ルートです。
関西は雷雨・台風・湿気・潮風・黄砂など、電源周りや制御基板に負担をかける要因が多い地域。
しかも店舗や倉庫では夜間の無人時間にトラブルが起きやすく、翌朝の業務に直結します
本コラムでは、関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)での駆けつけ実績を踏まえ、現場でまず確認すべき基本ポイントから原因別の対処法、応急運用、そして再発防止までを、やさしく・順を追って解説します。
「自分でできる範囲」と「プロに切り替える基準」も明確に線引きします。
電源・配線・基板・モーターに関わる分解作業や高所での処置は危険です。
迷ったら無理をせず、シャッター119の無料相談・出張見積もりをご利用ください。
このコラムを読み進めれば、最短で安全に復旧・相談へ進めます。
まず冷静に!電動シャッター電源トラブル時の基本チェック
電動シャッターの電源が入らないという状況でも、原因の多くは単純です。
最初に確認すべきは“建物側の電気”と“操作側の基本”。
ここで慌てて分解に走る必要はありません。
以下のチェックを上から順に進めるだけで、相当数がその場で解決・切り分けできます。
安全のため、作業は乾いた手・足元安定を徹底してください。
1) 建物のブレーカー・停電状況を確認
- 動作盤(制御盤)やコンセントまで電気が来ているかを最優先で確認。
- メインブレーカー/該当回路ブレーカーが落ちていないか。ラベルに「シャッター」「外部機器」「倉庫」などの記載がある場合は優先チェック。
- 近隣・他室の照明やコンセントは生きているか。部分停電の可能性も。
- ブレーカーがすぐ再落下する場合、漏電・短絡(ショート)の恐れ。復旧を繰り返さずプロに連絡。
2) コンセント・電源プラグ・見える配線
- プラグの抜け・半挿し・ぐらつき。掃除や模様替え後に起こりがち。
- 延長コードやタップの破損・発熱・焦げ跡。異常があれば使用停止。
- 制御盤の主電源スイッチ(赤/黒のトグル)や表示灯が点灯・点滅しているか。
3) 操作デバイス(壁スイッチ・押しボタン・リモコン)
- リモコン電池を新品に交換。電池を逆に入れていないかも要確認。
- 壁スイッチの表示灯消灯は、電源不良やヒューズ断のサイン。
- リモコンが効かない時は壁スイッチ直押しで動くか切り分け。
4) 非常用手動切替・ロックの戻し忘れ
- 前夜に非常開放(手動切替)を使っていないか。戻していないと電動は動作しません。
- 底部ロック(幅木ロック)のかけっぱなし。ロック中はモーターが保護で動きません。
- 安全装置(光電センサーなど)の遮光・汚れも停止要因。レンズの汚れを軽く拭き取り。
ここまでで動かない場合、次の「原因別の対処」に進みます。
表示灯ゼロ・焦げ臭い・ブレーカーが落ち続けるケースはいずれも要注意。
触らずプロへ。
「電源が入らない」主な原因と、現場でできる具体対処
基本チェックで“怪しい点”が見えたら、原因別に一歩踏み込みます。
ここでは頻出順に、症状の見分け方と現場で安全に試せる対処法を解説。
内部配線・基板・モーターへのアクセスは危険なので、外側から確認できる範囲に限定します。
迷ったら即停止がルールです。
原因① ブレーカー落ち・瞬低(瞬間電圧低下)
兆候:朝イチ無反応/雷雨・台風後/他の設備も一時ダウン。
対処:
- 該当ブレーカーをOFF→30秒→ON。復帰後は空運転で様子見。
- 再落下する・火花・異臭→操作中止。原因は漏電・短絡の可能性。
- 台風・雷の季節はサージ対策(後述の予防章参照)を検討。
原因② コンセント・電源プラグ・電源タップ不良
兆候:プラグ周りが熱い/焦げ臭い/タップLED消灯。
対処:
- 別系統コンセントで試験(延長可・安全配慮)。改善すれば元系統の不良。
- 焦げ・変形があれば即交換・使用停止。無理な差し直し厳禁。
- 屋外防雨コンセントは浸水・結露に注意。水分があれば完全乾燥まで待機。
原因③ 操作子機(リモコン・壁スイッチ)側のトラブル
兆候:リモコン無反応だが壁押しで動く/逆に壁押しだけ無反応。
対処:
- リモコンは新電池+再ペアリング(取説参照)。受信部の電源再投入も有効。
- 壁スイッチは配線ゆるみ・接点不良が定番。外装カバーを外さない範囲で状態確認し、異常ならプロへ。
原因④ 非常用手動切替の戻し忘れ・安全装置の誤作動
兆候:モーターは生きている気配だが動作しない/途中で止まる。
対処:
- 手動→電動の戻し操作を確実に。機種により手順が異なるため、ラベルや取説を確認。
- 光電センサーの汚れ・ズレを清拭&位置合わせ。遮光物(段ボール等)を撤去。
原因⑤ 制御盤内ヒューズ断・電源ユニット不良(要プロ)
兆候:制御盤LEDが消灯/ヒューズ窓が黒/通電しても沈黙。
対処:
- 通電作業・ヒューズ交換は感電・発火の危険。ユーザー作業はここで停止。
- 目視情報(型式・ランプ状態・異音)を控え、出張点検を依頼。
原因⑥ モーター焼損・減速機破損(要プロ)
兆候:焦げ臭い/異常振動音/回ろうとして止まる。
対処:
- 再通電・再試行をやめる(二次被害を防止)。
- 手動で閉鎖位置に合わせて安全確保し、即連絡。
それでも復旧しないときの「安全なリセット」
原因が絞れない・表示灯は点いているのに制御が固まっている
そんな時は、安全な範囲でのリセットが効くことがあります。
ここでは機種共通で試せる最小限の再起動手順を紹介。
作業は必ず乾いた手・絶縁靴で、周囲に人がいないことを確認してから行いましょう。
手順1:主電源をいったん断つ
- シャッター系統の専用ブレーカーをOFF。見当たらなければ制御盤の主電源スイッチをOFF。
- 30~60秒待機(内部の残留電荷を放電し、誤作動状態をクリア)。
手順2:再通電→空運転で確認
- ブレーカーまたは主電源をONに戻す。
- 障害物がないことを確認のうえ、開→停止→閉→停止の空運転。
- 正常復帰すれば、一時的な制御ロックが原因の可能性。再発するなら根本原因あり。
※メーカー・機種により、非常開放後の復帰手順や上限下限の原点合わせが必要な場合があります。取扱説明書の該当ページを確認し、分からなければ無理をせずご相談ください。
仕事を止めないための応急運用と、プロに切り替える基準
営業や出庫が迫っているのに動かない。
そんなときは、安全を最優先しつつ最小限の応急運用で凌ぐ選択肢があります。
ただし、応急対応はあくまで一時しのぎ。
ここで無理をすると故障が拡大します。
どの時点でプロに任せるべきかの判断基準も併せて明確にしましょう。
応急:非常用手動操作で開閉する
- 電源をOFFにした状態で、非常用チェーン/ハンドルでゆっくり操作。
- 二人以上で実施し、通行帯に立ち入り禁止を設ける。
- 終了後は必ず手動切替を電動に戻す(戻し忘れは“動かない”原因第1位)。
ここでプロに切り替える(判断ポイント)
- 基本チェック+安全リセットで変化なし。
- ブレーカーが連続で落ちる/焦げ臭い/異音・振動が大きい。
- 高所(シャッターボックス内)や電気系の分解が必要。
- そもそも原因が特定できない/不安がある。
無理は禁物です。
状況を悪化させる前に、シャッター119の無料相談・出張見積もりをご利用ください。
写真1~2枚(全体/制御盤表示)をご用意いただくと、初動が格段に速くなります。
関西で多い「電源トラブルの背景」と再発防止策
原因を直すだけでなく、再発を防ぐのが本当の解決策。
関西の気候・立地特性(雷・台風・塩害・黄砂・高湿)を踏まえ、電源が入らないトラブルを減らす実践策を要点でまとめます。
日常・季節・年次の3レイヤーで運用するとムリなく回ります。
日常(週~月次)でできること
- 操作盤周りの清掃・乾燥:埃・湿気は接点不良の大敵。
- 配線の目視点検:被覆割れ・擦れ・プラグの緩み。
- センサー清拭:レンズの汚れで誤検知→停止が増えます。
季節(梅雨・台風・雷シーズン)対策
- 簡易サージ対策タップや雷サージ保護デバイスの導入検討。
- 台風前に非常手動の動作確認(戻し手順も復習)。
- 屋外コンセントの防水カバー・パッキン劣化交換。
年次(法定点検とは別に)おすすめ
- 制御盤・端子の点検清掃(有資格者作業)。
- ブレーカー・電源ユニットの健全性確認。
- 老朽化が進む前にモーター・受信機の予防交換を計画。
※防火設備等、法定点検が必要な設備は年1回以上の専門点検が前提です。管理者の皆さまは忘れずにスケジュールへ。
よくある勘違い&やってはいけないNG対応
現場で見かける“あるある”の中には、事態を悪化させるものも。
短時間のつもりで取り返しのつかない故障や事故にならないよう、NG行為を事前に共有しておきましょう。
迷ったら“手を止めて相談”が鉄則です。
- スイッチ連打/長押し連続:制御がさらにロック、モーター過熱。
- ブレーカーの連続再投入:漏電・短絡時に重大リスク。
- 分解して内部配線を触る:感電・発火・火災保険不支給の恐れ。
- 油性潤滑剤を制御盤に噴霧:接点汚染で永続的な不具合。
- 手動操作を一人で、無防備に:落下・挟まれ事故の典型。
- 高所のボックス蓋を素手で開ける:ばね・巻取り軸は危険。プロ以外は不可。
相談をスムーズにする「問い合わせ前チェックシート」
プロを呼ぶと決めたら、最初の一報で伝える情報が多いほど、初動が速く正確になります。
以下を可能な範囲で控えてからお電話・フォーム送信を。
写真は2枚(全体/制御盤表示)が基本です。
■設備情報
- 設置場所の市区町村(例:大阪市西区、姫路市、草津市)
- シャッターの種類(重量シャッター・オーバースライド・グリル等)
- メーカー・型式・製造年(銘板写真があれば確実)
■症状の詳細
- いつから/どんな状況で「電源が入らない」のか(朝のみ・常時・雷雨後)
- ランプ表示(点灯・点滅の色)/異音・異臭の有無
- 直前に行った操作(非常開放・清掃・工事)
- ブレーカーの状態(落ちる/落ちない/すぐ再落下)
■現場環境
- 屋外・屋内/潮風・粉塵・結露の状況
- 高所足場の要否/駐車スペースの有無・車高制限
これらをお伝えいただくと、持参部材・体制を最適化でき、一次対応での復旧率が上がります。
まとめ
突然の無反応は確かに不安ですが、基本を順に確認すれば多くはその場で原因が見えます。
大切なのは、安全第一と無理をしない判断。
そして、同様のトラブルを繰り返さない運用です。
最後に、今日から実践できる要点をまとめます。
今日の要点おさらい
- まずは建物側の電気→プラグ→操作子機→非常切替の順で基本チェック。
- 改善しなければ安全リセット(OFF→60秒→ON)。
- 焦げ臭い/再落下/高所・分解が必要 の場合はその場で中止→プロ。
- 関西特有の雷・台風・湿気に備え、季節対策と年次点検で再発予防。
- 相談時は市区町村・症状・表示灯・写真を一緒に。
関西全域対応|まずは無料相談・出張見積もりをご利用ください
電動シャッターの「電源が入らない」は、止めどき・呼びどきの見極めが肝心です。
シャッター119は大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀を中心に、無料相談と出張見積もりに対応しています。
- 電話・WEBどちらでもOK:状況をお聞きし、初期切り分けをサポート
- 現地診断:安全を確保したうえで原因を特定し、費用と復旧プランをご提案
- 予防メンテ:雷・台風期前の点検・清掃・電源系チェックもお任せください
「今すぐ使えるようにしたい」「まずは原因だけ知りたい」どちらのご相談も歓迎です。
お気軽にお問い合わせください。
【ご依頼の流れ】
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。
「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。
