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シャッターの巻きベルト交換時期と自分でできる交換手順

修理・交換2025.05.12

店舗やガレージ、倉庫のシャッターが突然動かなくなってしまうと、日々の業務や車の出し入れに大きな支障をきたします。
「開店前にシャッターが上がらない…」「ガレージの車が出せず困っている…」といった緊急のトラブルに陥ると、焦りや不安を覚えるのではないでしょうか。

シャッターが動かなくなる原因はいくつか考えられますが、なかでもベルトの不具合は見落とされがちな要素です。
大型のシャッターは電動式・手動式いずれも重量があるため、シャッターの動力や巻き上げに重要な役割を果たすベルトが劣化・損傷すると、一気に動作不能へ陥るケースがあります。

本コラムでは、店舗・ガレージ・倉庫用シャッターを対象に、ベルト交換の必要性や交換時期、修理費用の目安、そしてDIYの可否などを解説します。
「ベルトが切れてシャッターが開かない!」「何だか動きが変だけど、ベルトが原因?」とお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

最後には関西エリア(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)対応の修理サービスについてもご紹介しますので、万一のときの参考にしていただければ幸いです。

大型シャッターのベルトとは?~重要な駆動パーツ

ベルトが担う役割

店舗やガレージ、倉庫など大型シャッターの場合、電動式のタイプが多く導入されています。
電動シャッターは、モーターによって巻き上げや下げを自動で行いますが、その際にモーターの回転力をシャッター本体へ伝える役割を果たすのが“ベルト”です。
自動車のエンジンとタイミングベルトの関係をイメージすると分かりやすいかもしれません。

もしこのベルトが切れたり、弛(たる)み・裂けが生じると、モーターは空回りし、シャッター自体が上下しなくなってしまいます。
手動シャッターにも巻き取りバンド(平たいベルト状の部材)を使うタイプがありますが、本コラムでは主に重量シャッターの電動部のベルトを中心に解説します。

ベルト不具合が疑われる症状

  • モーター音はするのに、シャッターが動かない・途中で止まる
  • シャッターを上げ下げするとき、スムーズに回転せず“ガリガリ”と引っかかる感覚がある
  • ベルトの接触部から異音(キュルキュル、キーン)が聞こえる
  • 内部をのぞいたときに、ベルトが部分的に切れかけている、または細かいひび割れが多数ある

こうした兆候が出てきたら、ベルトの交換時期を考えるべきサインと言えるでしょう。

ベルトが劣化・切断する原因

シャッターのベルトは、基本的には消耗品と考えられます。

とくに店舗や工場など使用頻度が高いシャッターほど、下記のような理由で劣化しやすくなります。

  1. 経年劣化
    素材によって異なるものの、多くのベルトはゴムや樹脂繊維で構成されており、紫外線や熱・湿度など外的要因で経年劣化が進行します。5~10年程度で硬化やひび割れが目立ち始めるケースも珍しくありません。
  2. 頻繁な開閉による摩耗
    大型シャッターは重さも相当なものです。1日に何度も開閉する環境(出入りの激しい倉庫・駐車場など)では、摩擦・応力が集中し、ベルト表面の繊維がすり減りやすくなります。
  3. 過負荷・異物の噛み込み
    軌道やガイドレールなどに異物(砂利・金属片など)が入り込み、シャッターが過度な力で動かされた場合、ベルトに大きな負荷がかかります。部分的に切れやすくなったり、裂け目が入る原因になることがあります。
  4. その他部品の故障が誘発
    モーターやプーリー(ベルトを掛ける滑車)が歪んでいる場合や、シャフトとの位置ずれが生じていると、ベルトにかかるテンションが不均一になり損傷リスクが高まります。ベルトだけでなく、駆動系を総合的に点検しなければ、再発しやすくなるでしょう。

ベルトが切れたときの応急処置~無理な操作は厳禁

実際にベルトが切れてしまうと、シャッターはほぼ動かなくなります。

ここでは、「とにかく閉めたい」「開けたい」と急を要する場面で押さえておくべき対処法・注意点を解説します。

1.まずは動かそうとしない

ベルトが完全に切れた、または切れかけている状態では、無理に動かそうとするのは非常に危険です。

モーターが空回りしているうえ、シャッター自体が重量物なので、思わぬタイミングで落下するリスクがあります。
人や車両が下にあると大事故になりかねません。

2.電源を切って安全確保

電動シャッターの場合、ブレーカーや操作スイッチの主電源を切り、誤作動を防ぎます。

モーターが突然動いたり、高トルクが掛かったままの状態でベルト交換を試みると、ケガにつながる危険性が高いです。

3.一時的に開閉する手段

どうしてもシャッターを一時的に開けたい・閉めたい場合は、下記の方法が考えられます。

ただし、あくまで応急的な対処であり、常用するのは推奨できません。

  • 非常用チェーン・ハンドル:一部の電動シャッターには非常用の手動装置が備わっており、それを使えばある程度シャッターを動かすことが可能なケースがあります。ただし慣れていない人が行うと、部品を損傷させたりケガをするリスクがあるため注意が必要です。
  • 2人以上で支えながら人力で動かす:店舗シャッターなど、ある程度バランスを取れば手動で持ち上げられるタイプもありますが、非常に重いものが多いため危険を伴います。周囲に人がいないかを徹底確認しながら行ってください。

いずれにせよ、ベルトが切れたままの状態を放置して再度使用すると、モーターや他部品まで壊してしまうリスクが高いです。

早急に専門業者へ相談し、根本的な修理を依頼するのが賢明でしょう。

ベルト交換の流れ~プロの作業手順

実際に業者が行うシャッターベルトの交換作業を、大まかな手順に分けてご紹介します。

下記は一例であり、シャッターの機種や状態によって前後や工程が増減します。

  1. 現地調査・安全確認
    最初にシャッター全体をチェックし、モーターやプーリーの位置、シャフトやレールの状態を確認します。特に落下リスクなど危険がないよう、必要に応じてシャッターを仮固定します。
  2. カバーやモーターユニットを開ける
    シャッターボックスやモーター部分のカバーを外し、ベルトの取り付け状態や損傷箇所を確認します。切れている場合は取り外しが容易ですが、絡まっていると時間がかかることも。
  3. 古いベルトを取り外す
    プーリー(滑車)やテンショナー(張力調整機構)などの部品をゆるめ、古いベルトを抜き取ります。このとき、モーターや軸が歪んでいないか、他に壊れている部品がないかも念入りにチェックします。
  4. 新しいベルトを取り付け・張力調整
    交換用のベルトをプーリーに通し、適切な張力になるようテンショナーなどで調整します。ベルトの型式や長さは機種によって様々なので、純正品や対応可能な汎用品を選定する知識が必要です。
  5. 動作テスト・最終確認
    電源を入れ、シャッターを上下させてスムーズに動くか確認します。異音がしないか、速度や位置が正常かをチェックし、問題なければカバーを戻して作業完了となります。

ベルト交換の費用相場~他部品の交換も考慮

気になるのはやはり修理費用でしょう。
ベルト交換の相場はシャッターのサイズや機種、故障の程度によって変動します。

以下はあくまで一般的な目安を示します。

  • ベルト交換のみ(軽度の場合)
    部材代+作業費で2~3万円前後からスタートするケースが多いです。
    ベルト自体は数千円~1万円程度の部品もありますが、工賃や出張費を含めるとそれなりの金額になります。
  • モーターやプーリーなど周辺部品の交換を伴う場合
    モーターが破損している、シャフトが歪んでいるなどの場合、5~10万円以上かかることも珍しくありません。
  • シャッター全体を大掛かりに交換
    ベルトだけでなく、スラットやガイドレールも老朽化しているなら、シャッター全交換(数十万円規模)を検討することもあります。
    ただし、部分修理で問題が解決するかどうかは実際の状態を確認しないと判断できません。

ここで重要なのは、現場調査と正確な見積もりです。

軽微なベルト交換で済む場合なら比較的安価で済みますが、思わぬ損傷が見つかると追加費用が発生する可能性もあります。
実際にプロに見てもらい、修理案内を受けるのが最も確実です。

DIYは可能?~大型シャッターのベルト交換は難易度高め

「ベルト交換だけなら自分でもできるのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、大型シャッターのベルト交換は専門知識と道具が必要な作業です。
DIYを試みるリスクをいくつか挙げてみましょう。

  1. 重量物・高所作業
    シャッター本体の重さが数百kgに及ぶ場合もあり、万が一落下させてしまうと大事故につながります。
    ガレージシャッターなどは、高所で作業しなければならないケースもあるため、転落リスクも見過ごせません。
  2. 部品の適合性
    ベルトの形状や長さ、材質はメーカーや機種ごとに異なります。
    汎用部品で代用できる場合もありますが、適合しないベルトを無理に取り付けると再故障の原因になりかねません。
  3. 張力・位置合わせの難しさ
    適切なテンションでベルトを張り、プーリーの位置を正確に合わせないと、すぐにベルトが弛んだり摩耗しやすくなります。
    モーターやシャフトとの角度がズレていると異音が出るだけでなく、短期間でまた交換が必要になるリスクもあります。
  4. 保証や安全面
    DIYで交換した場合、万一うまく動かずシャッターが落下したり、人にケガをさせたとしても自己責任です。
    業者に依頼すれば作業保証が受けられ、アフターサポート面でも安心感があります。

これらの理由から、店舗・ガレージ・倉庫の大型シャッターは基本的にプロに任せるのが望ましいでしょう。

自力でのベルト交換は想像以上にリスキーで、部品調達を含めて大変手間がかかります。

業者に依頼するメリット~安全・確実・短時間

ベルト交換をはじめとするシャッター修理をプロに依頼するメリットとして、次のような点が挙げられます。

1.安全第一で作業

大型シャッターは非常に重く、誤った操作でケガや物損事故を引き起こす可能性があります。
専門業者は専用の工具や作業手順を熟知しており、的確なリスク管理を行ったうえで修理を実施します。

2.スピーディーな復旧

商店や倉庫でシャッターが使えない状況が続くと、営業活動や物流にも影響が出るでしょう。
プロに任せれば、経験豊富なスタッフが部品を素早く調達し、最短で作業を完了させることが可能です。

3.他部品も含めた総合点検

ベルトが切れるということは、モーターやシャフトなど他の部分にも不具合が波及しているケースが少なくありません。
プロなら部品単体の交換にとどまらず、シャッター全体を点検し将来的な故障リスクを抑えてくれます。

4.アフターフォローと保証

自己流で交換した後のトラブルはすべて自己責任ですが、業者に依頼すれば修理後の保証やアフターサポートを受けられます。
万一作業後に問題が見つかっても、再度点検・修理を依頼しやすいのは大きな利点です。

シャッター119なら関西全域に迅速対応~無料相談・出張見積もりOK

「シャッターのベルトが切れて動かない…でもどこに頼めばいいの?」そんなときは、「シャッター119」にお任せください。

大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀など関西全域をカバーし、店舗・ガレージ・倉庫など大型シャッターのトラブルを幅広くサポートしています。

1.24時間365日対応

深夜や早朝にシャッターが壊れてしまった場合でも、お電話一本で対応可能です。
急ぎで修理が必要な店舗様や早朝出勤が多い倉庫でも安心してご依頼いただけます。

2.無料相談・出張見積もり

「本当にベルト交換で直るのか?」「費用はどのくらい?」といった疑問も、現地を見ないと判断がつかないケースが多いです。
「シャッター119」なら無料で現地調査・見積もりを行い、最適な修理プランをご提示いたします。もちろん、見積もりだけでもお気軽にご相談いただけます。

3.豊富な部品・経験で安心

シャッターベルトはメーカーや型式によって形状・サイズが異なりますが、当社では多彩な部品在庫と豊富な施工経験を活かし、迅速な部品交換が可能です。
必要に応じて他部位の修理・交換やモーター点検も併せて実施し、シャッターを長持ちさせるためのアドバイスをいたします。

まとめ~ベルト不具合は放置せず、早めの対応で安全確保を

店舗・ガレージ・倉庫などの大型シャッターは重量があるぶん、一部の部品が損傷すると一気に動作不能に陥りやすい特徴があります。

ベルトの切断・損傷はその代表例であり、「まだ動くから大丈夫」と放置していると、ある日突然シャッターが開かなくなる可能性も否定できません。

  • 5~10年を経過したシャッターなら、一度ベルトの状態を点検してみる
  • ベルトにひび割れや変色、切れかけがあれば交換時期が迫っているサイン
  • DIYは危険が伴うので、基本的にプロへ依頼するのがおすすめ
  • シャッター119なら関西全域に24時間駆けつけOK、無料見積もりで安心

シャッターのベルト不具合は早めに修理すれば比較的安価で済む場合もありますが、放置しているとモーターやシャフトまで損傷を広げ、高額な工事が必要になるケースもあります。
「なんだか動きがおかしい…」「異音がする…」といったちょっとした変化を感じたら、ぜひお早めに点検・修理を検討してください。

関西エリア(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)で大型シャッターのベルト交換や修理をお考えの方は、ぜひ「シャッター119」にご相談ください。

店舗シャッターやガレージシャッターのメンテナンス実績が豊富なプロが、現地で原因を特定し最適な解決策をご提案いたします。
お困りの際はまず一度、お気軽に無料相談・出張見積もりをご利用ください。

【ご依頼の流れ】

  • 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
  • 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
  • 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
  • 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。

修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。

「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。

いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。

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