「いつも通りシャッターを開けようとリモコンを押したのに、全く反応しない…」
「電池を替えてみてもダメ、何度押してもウンともスンとも言わない」
「リモコンが壊れた?それとも受信機の故障?修理は高いの?」
電動シャッターのリモコンが突然使えなくなると、本当に困りますよね。
車が出せない・お店が開けられない・急いでいるのに開閉不能…そんな“非常事態”で焦る方も多いはずです。
関西エリア(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)の店舗・ガレージ・倉庫シャッターで「リモコンが効かない」というご相談は実はかなり多く、当社シャッター119にも毎日のように修理依頼や調査依頼の問い合わせが届いています。
今回は「シャッターのリモコンが効かなくなった時」にまず知っておくべき原因と対処法、
自分でできるチェックから業者依頼の判断ポイント、費用の目安や注意点まで、現場のプロ目線で徹底解説します。
「どうすれば一番早く・安く直せるのか?」「自分で修理できるのか?」
そんなお悩みも、このコラムを読めばスッキリ解決できるはずです。
リモコンが効かない!トラブル時の典型的な症状
電動シャッターのリモコン不調は、いくつかの典型的なパターンがあります。
症状を整理すると「どこが原因か」予想しやすくなります。
- リモコンのボタンを押しても、全く反応しない/動作音がしない
- リモコンの送信LED(ランプ)が光らない/点滅しない
- リモコンは光るが、シャッターが動かない(壁スイッチは反応する)
- 他のリモコンや壁スイッチでも動かない
- たまに反応するが、近距離でないと効かない/感度が悪い
- シャッターが突然途中で止まる、動きが遅い
- リモコンの電池交換で一時的に直るが、すぐに再発する
- リモコンを落としてから反応しなくなった
- 何もしていないのに急に全く効かなくなった
こういった症状が出た時は、「リモコン本体」「受信機(リモコンセンサー)」どちらか、または両方にトラブルが起きている可能性があります。
電池切れ以外で多い「リモコン故障」の主な原因
電池交換で直れば単純ですが、実際には「電池は新品」でも効かなくなることが非常に多いです。
ここでは、電池切れ以外の主な原因を整理します。
1. リモコン本体の物理的故障
- 落下や水没、強い衝撃で内部基板が損傷
- 経年劣化でスイッチ(接点)が摩耗/ボタンが陥没
- 端子のサビやホコリ、内部での電池液漏れ
2. 受信機(シャッター側センサー)のトラブル
- 受信機の電源断/ヒューズ切れ/基板の劣化・故障
- アンテナの断線や接触不良、感度低下
- 電子回路の劣化やリレーの故障
3. リモコンと受信機の通信トラブル
- ペアリング(ID登録・認証)のズレ・解除
- 通信プロトコルの違い(互換性がない/IDが飛んだ)
- 電波干渉(周囲の強い電波機器、電子レンジ、Wi-Fiルータ等)
4. 環境要因・その他
- 近隣工事でのノイズ発生
- 雷や落雷で基板が壊れる
- 金属製シャッター・扉・壁で電波が遮断されやすい
- メーカー出荷時のリセット(設定初期化)
実際にリモコンが効かなくなったケースも参考までに掲載しておきます。
あわせてご覧いただければと思います。
・大阪府吹田市 電動シャッターがリモコンで操作できなくなった事例
まずは自分でできる原因診断とチェックポイント
リモコン不良が起きたら、「本当にリモコンが壊れているのか?」「受信機が悪いのか?」症状別に切り分けていくのが早期解決のコツです。
● チェック1:他のリモコンや壁スイッチは反応するか?
- 他のリモコン(スペア・家族分)が反応する→自分のリモコン本体の故障が濃厚
- 壁スイッチや室内スイッチは動くがリモコンだけ効かない→リモコン側の問題
- 全て反応しない→受信機側・制御基板・電源トラブル等の可能性大
● チェック2:リモコンの送信LEDの点灯有無
- ボタンを押してもランプが全く点かない→電池orリモコン本体故障
- ランプが点くが、近づいても効かない→受信機or通信トラブル
● チェック3:リセットや再登録(ペアリング)の反応
- リモコン裏の「リセット」ボタンや受信機の「学習ボタン」を試す
- メーカーによってはペアリング操作で復活するケースあり
● チェック4:電波干渉や遮蔽物の有無
- リモコン操作時に、電子レンジ・無線機器・Wi-Fi等強い電波源が近くにないか確認
- 車内や倉庫など密閉空間ではリモコンの到達距離が短くなる場合あり
● チェック5:外観や動作の異常
- リモコンに割れ、曲がり、水濡れ痕がないか
- 受信機(センサー部)にホコリやクモの巣、サビ、断線がないか
- 受信機周辺の配線にゆるみや切断がないか
リモコン本体・受信機側どっちの故障?症状で切り分け
【リモコン本体のトラブルが多いケース】
- 何台かリモコンがあって、自分のだけ反応しない
- 落下や水濡れ、経年劣化など明らかな損傷歴がある
- 送信LEDが全く点かない、もしくは弱々しく点滅する
- ボタンの感触がおかしい・押してもカチッとしない
【受信機側・その他が怪しいケース】
- リモコン全台とも効かない/壁スイッチも効かない
- 急に何もしていないのに動かなくなった
- リモコン本体に異常はない(LEDは光る等)
- 電池交換やリセットでも復活しない
- シャッターが動くときだけ異音や途中停止がある(受信機からの信号不良)
自分でできる対処法(ペアリング・再設定・掃除・リセット等)
「修理を頼む前にできることは全部やっておきたい!」
そんな方は、以下の方法をぜひ試してみてください。
◆ 電池の新品交換(必ず正しい向き・規格で)
- 「新品なのに…」という場合でも一度交換を。電池の“規格違い”“不良品”も多い
- 交換後、30秒ほど待ってから再操作
◆ リセット操作(メーカー推奨の方法で)
- 受信機・制御盤の「リセット」ボタン長押し、または電源プラグの抜き差し
- 機種によっては壁スイッチ操作でリセットができる場合も
- 取扱説明書やメーカーサイトで型番ごとの手順を確認
◆ ペアリング(再登録/学習)作業
- 受信機の「学習ボタン」を押し、リモコンの送信ボタンを数秒押し続ける
- ランプやブザーが鳴ったらペアリング成功
- 手順はメーカー・機種で異なるので「○○社リモコン ペアリング方法」で検索
- 必ず全リモコンを再登録すること(片方だけではうまく動作しないことが多い)
◆ 受信機・リモコン部の掃除
- リモコンや受信機の赤外線(または無線)送受信部を柔らかい布で乾拭き
- 受信機周辺にホコリやゴミ、サビ等がないかチェックし、必要に応じて清掃
- 強くこすったり、濡れた布で拭かないこと
◆ 電波障害の回避
- 近くで電子レンジや強い無線LAN機器が稼働している場合は一時停止
- 他のリモコンや無線機器を同時に使わないようにする
- 周囲の金属扉・金網などにリモコンを極端に近づけて操作しない
それでもダメな時は?業者に依頼すべきケースと費用目安
【自分で直せる範囲】
- 電池交換・リセット・ペアリングまでやってみて復活した場合
- 明らかなホコリや汚れで動作不良が直った場合
【業者に任せるべき範囲】
- リモコン・受信機とも全く反応しない
- 受信機(シャッター側)のランプも点灯しない
- 落下や水濡れ、基板の破損等が疑われる
- リモコンや受信機の交換部品が手に入らない
- 配線や制御盤の故障、電源が不安定
【修理・交換の費用相場】
- リモコン単体交換(純正品):8,000円~15,000円程度(型番・機種により異なる)
- 受信機交換(技術料込み):25,000円~50,000円程度(メーカー・難易度による)
- ペアリング・再設定作業のみ:8,000円~20,000円程度(作業時間次第)
※当社シャッター119なら、現地出張・見積もり無料/最短即日修理も可能です。
なお、シャッター119の修理費用の目安はこちらを参考にしていただければと思います。

プロの現場修理の流れ(リモコン交換/受信機交換・設定)
リモコンの故障や受信機トラブルは、ご自身での対処が難しいケースも少なくありません。
その場合は、経験豊富な専門業者に依頼することで安全かつスムーズに問題を解決できます。
ここでは、実際の現場で行われている「リモコン交換」や「受信機交換・再設定」の作業の流れについて、
ご依頼前にイメージできるよう詳しくご紹介します。
「プロに頼むとどんなことをしてくれるの?」という疑問が解消できるはずです。
● リモコン本体の交換
- お使いのリモコン型番・周波数・メーカーに合わせて純正新品を手配
- 必要に応じて全リモコンの再登録(ペアリング)実施
- 古いリモコンが使えなくなっている場合、互換品提案も可能
● 受信機ユニット交換
- シャッター制御盤を開き、受信機ユニットを取り外して新品と交換
- 必要な配線工事、制御盤のリセット/再設定を実施
- 動作確認後、全リモコンの再設定/不具合チェック
● プロに任せるメリット
- 交換部品が手に入らない/設定が難しい場合も即解決
- 最新モデルへのバージョンアップや汎用リモコンへの切り替えも対応
- 複数台一括設定や、防犯・安全対策もトータルサポート
最新シャッターのリモコン事情と互換リモコンの注意点
最近は「純正リモコンが廃番で手に入らない」「中古しか出回っていない」というケースも実は増えています。
シャッター119の現場でも、古いモデル・特殊型番のリモコンは互換機や汎用品で代替することが多くなっています。
【注意点】
- 汎用リモコンは受信機の規格に合わないと動かない(必ずメーカー・型番を確認)
- 一部の汎用リモコンは設定が煩雑で「途中までしか動かない」「安全装置が効かない」などの不具合も
- 業務用シャッターの一部モデルはリモコンのみ追加交換できず、受信機ごとの交換が必須なことも多い
- スマートフォン連動の後付けキット等も登場(導入費用・安全性・保証内容の確認が必要)
※「これ使えますか?」など、ご相談いただければ現地で適合判断&ご提案できます。
リモコン故障・不調を防ぐための日常メンテナンス
せっかく修理や交換で直しても、日々の使い方やちょっとした不注意が再発の原因になることも。
シャッターリモコンは精密機器のため、普段からの取り扱いや簡単なメンテナンスが
トラブル予防にはとても重要です。
ここでは、リモコンや受信機の故障を防ぐために心がけておきたい、日常のチェックポイントやお手入れのコツをご案内します。
- リモコンは落下・水濡れに要注意。持ち運びはケース等で保護
- ボタンを強く連打しない、押しっぱなしを避ける
- 電池交換は定期的に(年1回を目安)、液漏れ・端子サビ予防
- 使わないリモコンも時々操作し、電池切れや基板劣化を防ぐ
- 受信機周辺のホコリ除去、配線の異常チェック
- 雨天・多湿・工事現場等ではリモコン本体・受信機ともに水濡れ防止
- 定期的に全リモコン・受信機の動作確認(トラブル早期発見)
まとめ
いかがでしたか?
電動シャッターのリモコン不調には、実は「単なる電池切れ」以外にも多様な原因があり、原因ごとに対処法も大きく異なります。
- 電池交換やリセット/ペアリング再設定
- 掃除・環境チェック
- リモコン本体/受信機ユニットの交換
- DIYで対応できない時は業者への早期依頼
どんなケースでも「無理な分解・力任せの操作」は禁物。
わからないときは、まずプロにご相談ください。
シャッター119なら関西エリア全域対応/出張見積もり無料/即日修理も可能です。
リモコン故障や受信機トラブルで困った時は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
お客様の状況に合わせて最適な修理方法・交換プランをご提案し、再び快適なシャッターライフを全力でサポートします!
【ご依頼の流れ】
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。
「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。
