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【保存版】シャッターの動作音がうるさいときの原因と静音対策

修理・交換2025.10.19

「開け閉めのたびにガタガタ・ギーギー」「夜間のヒューヒューでクレームが…」「台風のあとビリビリ共振が止まらない」。
関西(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)で現場対応をしていると、シャッターの動作音がうるさいというご相談は季節を問いません。

実はこの“うるささ”、快適性だけでなく、部材の劣化・緩み・歪み・潤滑不良・負圧など、故障の前兆エネルギーロス(空調効率低下)を示すサインであることが少なくありません。

やみくもに「隙間テープで塞ぐ」「油をたっぷり差す」と悪化するケースも。大切なのは、音の種類×発生箇所×条件の切り分けです。

本コラムでは、5分でできるミニ診断からきょう実践できる静音ケアプロが行う恒久対策と費用感、さらに関西の気象・立地(海風・黄砂・六甲おろし・台風)を踏まえた予防のコツまで、プロの目線で解説いたします。

「シャッターの動作音がうるさい」を、今日で“原因が分かる・対処できる”に変えましょう。

音の“種類”で原因にあたり付けしよう

同じ「うるさい」でも、金属摩擦音・風切り音・振動(共振)音では対策が変わります。

スマホのライトとメモがあればOK。

音の表現再現条件を記録するだけで、打つべき手が半分見えてきます(所要5分)。

  • 擬音と傾向
    • ギー/キー:金属摩擦(潤滑不足・レール汚れ・ライナー摩耗
    • ガタガタ/カタカタ:部材の緩み・歪み、下端やスラットのバタつき
    • ブーン/ビリビリボックス・カバーの共振やブラケット緩み
    • ヒューヒュー/スー隙間を通る気流(風切り音/室内負圧)
  • 発生条件
    • 風向・風速(海風・ビル風)、台風・前線通過時で増幅
    • 開閉時だけ停止時でも鳴る(後者は共振・負圧の疑い)
    • 厨房・換気ファン強運転で悪化(室内負圧の可能性)
  • 場所の推定(内側からライト)
    • 左右ガイド下端(床レール)ボックスまわり取り合い部
    • 紙片を軽く当てて気流の吸い付き・はためきを確認(安全第一)

メモに「音の種類/場所/条件」を残しておくと、DIYの当たり付けにも業者診断にも有効です。

「なぜ音が鳴る?」構造と劣化のメカニズム

シャッターは“動く壁”です
スムーズに走らせるためのクリアランスと、部材を守る消音・防塵ライナーが要です。

汚れ・摩耗・緩み・歪み・負圧が加わると、摩擦源と共振源、気流音が発生します。

まずは代表的な原因を押さえておきましょう。

  1. レール汚れ+潤滑不足
    砂塵・黄砂・錆粉が溜まると金属/樹脂と擦れて“ギー”。油脂系を厚塗りするとさらに埃を抱き込み、うるささ悪化が典型。
  2. ライナー(樹脂)・モヘア摩耗
    ガイド内側の消音樹脂・ブラシが痩せると、ガタつき→共振、風切り音が増加。
  3. スラット曲がり・ガイド芯ズレ
    人や車の軽い接触・地震・風荷重で目違い。特定の位置でガタンと鳴る。
  4. ボックス・カバー緩み
    固定ビスの緩みや板振動でブーン/ビリビリ。手で押さえると止まるならここ。
  5. 室内負圧(換気・厨房・空調バランス)
    排気>給気で建屋が負圧、シャッター隙間からヒューヒュー吸い込み音。
  6. 電動系の駆動劣化(チェーン・ベルト・ギヤ・軸受)
    ガラガラ/ゴロゴロなどの周期音は要注意。進行すると停止・破断のリスク。

今すぐできる15分セルフ診断フロー

むやみに分解せず、見て・拭いて・締めるの三段階が重要です。

そして、電動は電源OFF、高所は無理しないが鉄則です。

これだけで体感50〜80%改善することもあります。

1|目視(2分)

  • ガイド内の砂・小石・錆粉/下端ゴムの欠け・硬化/ボックス固定ビスの浮きを確認。

2|清掃(8分)

  • 掃除機+ブラシでガイド内を徹底除去。外周の泥・黄砂を拭き取り。
  • 水洗いは電装に掛けない・使用後は必ず乾拭き

3|潤滑(2分)

  • 無溶剤シリコンスプレーレール内に薄く。吹き過ぎは厳禁。
  • 2〜3回ゆっくり開閉して馴染ませる。余分は拭取る。

CRC等の油脂系厚塗りはNG:埃を呼び戻し、うるささ増・動作悪化の元。

4|増し締め(3分)

  • 触れる範囲の外周ビス(ボックスカバー・ガイド取付)の軽い増し締め
  • 内部(巻取り・バネ・電装)には手を入れない

DIYでできる静音・防振メニュー

可動域に“物を足す”のは事故のもと。
内装側で補助する本体の走行を邪魔しないが原則です。

下記は初心者でも安全にやりやすい順に紹介します。

1. レール清掃+薄膜潤滑(再掲・最重要)

  • 頻度:標準月1、黄砂・台風後は都度
  • 使うもの:掃除機・ブラシ・不織布・無溶剤シリコン
  • 効果:ギー/キー系の摩擦音・軽微なガタが大きく低減。

2. 下端(ボトム)のドラフト抑制

  • 下端ゴムが欠け・硬化していれば交換を検討(プロ推奨)。
  • 一時的には室内側に置き型ドラフトガードで冷気・風音を和らげる。

下枠や走行部にスポンジ等を貼るのは絶対NG(巻き込み事故・吸水)。

3. 室内側の簡易モヘア(気流音の補助)

  • 枠と什器の取り合いなど、可動域外自己粘着モヘアを貼って気流の回り込みを軽減。
  • 本体ガイド内のブラシ更新はプロ作業

4. ボックス・カバーの防振

  • 外周ビスを軽く増し締め
  • 躯体とカバーの間に薄型防振ゴム干渉しない位置で挿入。

巻取り部の内部介入は危険。外周からの“ビリつき”対策に止める。

5. NG集(やりがちだけど逆効果)

  • レールへグリス/油脂を厚塗り → 埃抱き込み→うるさい+重い
  • スラット面へ貼る防音材巻取り干渉・重量増
  • 可動域へ隙間テープ走行干渉・剥離片の噛み込み

DIYの限界とプロ相談の判断基準

次のいずれかに当てはまる場合は、無理をせず専門業者の点検が安全・確実・結果的に低コストです。

無理せずにプロに任せるようにしましょう。

  • 特定位置で“ガタン”と引っ掛かる(スラット曲がり・芯ズレ疑い)
  • 強風時のブーン/ビリビリが大きい(ボックス共振・固定金具緩み)
  • 電動でガラガラ/ゴロゴロの周期音(チェーン・ベルト・ベアリング劣化)
  • 下端ゴムが欠け・波打ち(隙間風+騒音+防水低下)
  • 防火シャッターで改造の可否が分からない(法適合の恐れ
  • DIY後も改善ゼロ/すぐ再発(根因は部材交換・調整領域)

なお、シャッター119では、関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)をカバーし、累計30,000件超のお問い合わせ・24時間365日スピード対応が自慢です。

お気軽にご相談ください。

プロが行う静音・復調メニューと費用目安

現場条件(高さ・台数・損傷度・沿岸/粉塵)により差は出ますが、意思決定の参考にレンジを提示します。

正確な金額は現地確認のうえ御見積します。

参考までにご確認ください。

対策メニューこんな症状に参考費用(税別)工期目安
ガイド内消音ライナーモヘア更新サイドの摩擦音・風切り音15,000〜40,000円/1枠60〜120分
下端ゴム(ボトムシール)交換下端のバタつき・隙間風6,000〜18,000円/1本30〜90分
スラット矯正/入替ガイド芯出しガタガタ・引っ掛かり8,000円〜/枚(矯正)15,000円〜/枚(入替)規模次第
ボックス制振+固定金具強化ブーン/ビリビリ共振10,000〜30,000円/1基60〜90分
駆動系チェーン/ベルト調整・交換ガラガラ周期音15,000〜45,000円/1枠60〜120分
モーター/ベアリング周りの整備ゴロゴロ/異常振動要見積(型式依存)
給気バランス是正(通風スラット等)ヒューヒュー負圧音要設計・要見積

まとめて複数台同日の施工は、段取り効率で単価が下がる傾向にあります。
定期点検契約と組み合わせると、再発防止保全コスト平準化に有効です。

関西の気象・立地別セルフ予防

関西は黄砂→梅雨→台風の三段攻撃があります。
もちろん、立地によっても特性が違います。

季節前の事前の一手が、騒音と故障をまとめて防ぎます。

  • 黄砂期(3〜5月):レール・ガイドの徹底清掃→薄膜潤滑。黄砂は“鳴きと摩耗”の燃料。
  • 梅雨前(5〜6月)下端ゴムの吸水膨れ・硬化を点検。錆粉は早期除去。
  • 台風前(8〜10月)固定ビス増し締め・ボックス外周の制振確認。外装の飛来物対策も。
  • 沿岸部(大阪湾・和歌山沿岸)塩害で錆粉↑→清掃頻度を標準の2倍に。
  • 六甲おろし(兵庫)・比叡山風(京滋)風向一定の共振が出やすい→制振+ガイド調整が効く。

【重要】防火設備・法令への配慮

防火シャッター等の防火設備は、認定構造(部材・工法)で成り立っています。

安易な追加・改造は作動・法適合に影響する恐れがあります。

  • 非認定シール・制振材の貼付は慎重に(閉鎖性能・作動保証に影響の可能性)
  • 感知連動・閉鎖力に干渉する施工は不可
  • 建物用途・規模によっては年1回以上の定期点検・記録が必要

該当かどうかわからない場合は、シャッター119が仕様の確認からサポートします。

関西の改善事例から学ぼう

実際の現場で“何が効いたか”を知っておくことは重要です。

条件は違っても、は応用できます。

  • 大阪・ロードサイド店(電動1枠)
    症状:閉店後のヒューヒュー+ブーン
    対策:ガイドライナー更新+ボックス制振+下端ゴム交換
    結果:体感騒音ほぼゼロ、空調ロスも減り“朝の結露が消えた”。
  • 神戸港近接・倉庫(重量6枠)
    症状:強風時のビリビリ共振・夜間クレーム。
    対策:固定金具強化+制振+ガイド芯出し
    結果:共振消失、夜間の低周波も改善。作業者のストレス低下。
  • 京都市内・飲食店バックヤード(電動2枠)
    症状:厨房稼働時の常時ヒュー
    対策:通風スラット+給気口圧バランス是正
    結果:音・隙間風とも収束、ドアの閉まり不良も解消。

よくある質問(FAQ)

シャッターから初めて動作音がするという方に向けて、疑問に簡潔にお答えします。

迷ったらシャッター119の無料の現地診断をご利用ください。

Q1. 潤滑は“556”でもいいですか?
A. おすすめしません。油脂分が埃を抱え、うるさい+重いの悪循環に。無溶剤シリコンを“薄く”が基本です。

Q2. 夜だけ“ブーン”と鳴ります。
A. 共振(風・温度差)の可能性が高いです。ボックス制振と固定強化で改善することが多いです。

Q3. 台風後から“ガタン”が出ます。
A. スラットの目違い/ガイド芯ズレの疑い。放置で悪化します。早めの調整・矯正を。

Q4. 室内が静かでも外でうるさいと言われます。
A. 風切り音・共振が外側に放射されている可能性。サイドシール更新+制振が有効です。

Q5. 電動で“ガラガラ”の周期音が…
A. チェーン/ベルト/ベアリングの摩耗が典型。停止・破断に至る前に点検を。

Q6. どれくらいの頻度でメンテ?
A. 標準年1回、沿岸・粉塵現場・高頻度運用は年2回。黄砂・台風後は臨時点検。

Q7. 隙間テープで塞いでもいい?
A. 可動域にはNG。走行干渉・巻き込み事故の恐れ。内装側の取り合いで使うのが安全です。

Q8. コストを抑えるコツは?
A. 清掃→薄膜潤滑→緩み点検の定着と、早期の軽修繕。複数台同日・定期点検の抱き合わせも効きます。

Q9. 法令面が心配(防火シャッター)。
A. 認定部材・工法対応が必須。判断が難しい場合は現地で仕様確認から行います。

Q10. 深夜・早朝の工事は可能?
A. 調整可能です。関西全域で時間帯・曜日をご指定ください(現場条件で変動)。

まとめ

シャッターの動作音がうるさいの多くは、汚れ・潤滑・緩み・歪み・負圧という“整えどころ”です。

正しい順序で、

  1. 清掃→薄膜潤滑
  2. 固定・制振の是正
  3. 必要に応じてシール更新・矯正・芯出し・駆動整備

この流れが静音・省エネ・長寿命を同時に実現する最短ルートです。

貼って塞ぐ応急策より、原因から整えるが結局いちばんの近道。

季節前(黄砂・梅雨・台風)の先回り点検で“うるさい”を未然に防ぎましょう。

なお、シャッター119では、関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)に対応しており、経験豊富な技術者が最短即日で現地診断します。

安全第一・明朗見積りで、作業後は写真付き報告をご提出します。

夜間・早朝などお急ぎの場合もお気軽にご相談ください。

【ご依頼の流れ】

  • 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
  • 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
  • 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
  • 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。

修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。

「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。

いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。

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