店舗、オフィス、倉庫、さらには住宅用としても広く採用されている電動シャッターですが、「急に閉まらなくなってしまった」というお悩みを抱える方は少なくありません。
特に関西エリアでは、気候の変化や経年劣化、さらには突発的なトラブルが原因で、シャッターが正常に動作しなくなるケースが報告されています。
今回は、電動シャッターが閉まらなくなる原因について、実際の現場での事例を交えながら詳しく解説いたします。
また、ユーザーの皆様がご自身で確認できるセルフチェックのポイントや、無理に対処しようとしてさらにトラブルを招かないための注意点、そして早期にプロの診断・修理に繋げるためのアドバイスもご紹介いたします。
まずは原因をしっかり理解し、冷静に対処することが大切です。なお、「シャッター119」では、無料相談や出張見積もりを実施しており、最短20分で現地に駆けつける体制を整えております。どうぞ安心してご相談ください。
電動シャッターのトラブルとその重要性
電動シャッターは、日々の使用により摩耗や劣化、時には外部からの衝撃などでさまざまなトラブルが発生します。
特に「閉まらない」という状態は、防犯上も安全面でも大変重大な問題です。
万が一、シャッターがしっかり閉まらなければ、不審者の侵入リスクが高まるだけでなく、店舗やオフィスの運営にも支障をきたす恐れがあります。
多くのお客様から「電動シャッターが閉まらなくなった」とのお問い合わせをいただいておりますが、その原因は一概に一つとは限りません。
電源や操作系のトラブル、内部の機械的な故障、さらにはセンサーやリミットスイッチの設定不良など、さまざまな要因が絡み合っているのです。
今回は、それぞれの原因と対処方法を段階的に解説し、まずはご自身でできる確認方法から、必要に応じてプロに相談する方法も解説致します。
まずは基本の確認!自分でできる初歩的チェック
電動シャッターが閉まらなくなった場合、まず最初に確認すべきポイントがあります。
焦って無理に操作しようとすると、さらなる故障や事故の原因になりかねません。以下の基本チェック項目を順に確認してください。
1. 電源とブレーカーの確認
・電源の確保:まずは電源が正常に供給されているかを確認しましょう。コンセントやプラグ、ブレーカーが落ちていないか、停電などの影響がないかをチェックします。
・ヒューズの確認:内部のヒューズが切れている場合もありますので、取扱説明書を参照して確認してください。
2. リモコンと操作パネルの状態
・リモコンの電池交換:リモコンが原因で操作が反応しない場合、単に電池切れの可能性があります。電池を新しいものに交換してみましょう。
・操作パネルの異常:操作パネルやボタンに物理的な故障や誤作動がないかも確認が必要です。
3. センサー・リミットスイッチの点検
・センサーの汚れ:障害物を検知するためのセンサーに埃や汚れが付着していると、誤作動を引き起こすことがあります。軽く拭き取ってみてください。
・リミットスイッチの位置:上下限位置を決定するリミットスイッチがずれている場合、途中で止まってしまう原因となります。操作パネルの表示やマニュアルに従い、再設定が必要かもしれません。
4. シャッター走行レールの確認
・異物の有無:シャッターの走行レールにゴミや小石などが入り込んでいる場合、シャッターが引っかかり、閉まらなくなることがあります。目視で異常がないかチェックしてください。
・レールの歪みやサビ:長期間使用していると、レールに錆が発生したり、歪みが生じたりすることがあります。軽微な歪みであれば、清掃や潤滑剤の塗布で改善する可能性がありますが、大きな歪みの場合はプロの調整が必要です。
これらの初歩的なチェックは、まず自分でできる簡単な対策です。
しかし、ここで異常が見つからなかった場合や、チェック後もシャッターが閉まらない場合は、内部の部品故障が原因である可能性が高くなります。
考えられる主な原因とその対処法
電動シャッターが閉まらなくなる原因は、大きく分けて「電源・操作系のトラブル」「機械的な故障」「センサーやリミットスイッチの問題」「走行レールやシャッター構造の不具合」の4つに分類できます。
それぞれの原因について詳しく解説いたします。
1. 電源・操作系のトラブル
原因:
- 停電やブレーカーの落ち込み、ヒューズ切れなど、電源供給の問題
- リモコンの故障や電池切れによる操作不良
対処法:
- まずは家全体の電源状況を確認し、ブレーカーやヒューズをチェック。必要なら、ブレーカーを再投入してください。
- リモコンの電池が切れていないか、操作パネルのボタンに異常がないかを確認し、シンプルなリセットを試みましょう。
- この段階で改善が見られない場合、電源系統の問題が内部の制御基板に影響を及ぼしている可能性があり、専門家の診断が必要です。
2. 機械的な故障
原因:
- モーターの故障や摩耗、経年劣化による性能低下
- 内部制御基板の故障(落雷や経年変化が影響)
- 内部部品(スプリング、ギア、ベアリングなど)の摩耗・破損
対処法:
- モーターが正常に動作しているか、異常な音や振動がないか確認します。モーターの音が全くしない場合は故障の可能性が高いです。
- 制御基板の故障は、一般の方が対処できるものではありません。特に電子部品の交換や内部回路の修理は、必ずプロに依頼してください。
- 内部のスプリングやギアの摩耗は、長期間の使用によるものです。ご自身での交換は難しいため、専門の修理業者に診てもらうことをおすすめします。
3. センサー・リミットスイッチの不具合
原因:
- 障害物センサーの誤作動(埃、汚れ、光の反射などによる誤検知)
- 上下限位置を設定するリミットスイッチのずれや故障
対処法:
- センサー部分は、柔らかい布で丁寧に拭き取り、埃や汚れを除去してください。
- リミットスイッチの調整は、取扱説明書に従い慎重に行う必要があります。正しく再設定されていないと、シャッターが途中で停止してしまいます。
- 設定が難しい場合や再調整しても改善が見られない場合は、専門業者に点検を依頼してください。
4. 走行レールやシャッター構造の不具合
原因:
- レール内に異物が混入している、またはレールが歪んでいる
- シャッター本体のスラット(板部分)の変形、損傷、またはガイド部分の摩耗やサビ
- シャッターの取り付け不良や設置後の経年変化による調整不良
対処法:
- まずはレール内の異物を目視で確認し、必要に応じて掃除を行います。軽微な汚れや埃であれば、潤滑剤を併用して対処可能です。
- レールの歪みやサビ、シャッターの部品の変形が見られる場合は、部品の交換や再調整が必要です。自分での修理は危険ですので、早めにプロの診断を受けることが重要です。
- 設置後の経年劣化で調整が狂っている場合、リミットスイッチやガイドレールの再調整を行うことで改善する場合がありますが、こちらも専門的な知識が求められるため、業者への依頼を推奨します。
自分で試せる応急処置と、業者に依頼すべき判断基準
トラブルが発生した際、まずは自分でできる対処法を試すことは大切です。
しかし、無理な対応がさらなるトラブルを招く恐れもあるため、以下の基準に沿って対応してください。
自分でできる応急処置
・電源系統のチェック:ブレーカーやヒューズ、リモコンの電池交換などは、手軽に確認できるためまず試しましょう。
・簡単な清掃作業:センサー部分や走行レールの異物除去、埃の掃除は、自宅でもできるメンテナンスです。
・リミットスイッチの簡易調整:取扱説明書に従い、軽いずれならリモコンでの再設定を試みるのは有効です。
業者に依頼すべき判断基準
- 上記の応急処置を試しても改善が見られない場合。
- モーターや内部制御基板、主要部品に関する不具合が疑われる場合。
- 作業中に異常な音や振動、電気系統のショートが確認された場合。
- 安全上の懸念がある場合、特に防犯上も重要な店舗やオフィスの場合は、即座にプロの点検を受けるべきです。
電動シャッターは重量があり、無理に操作しようとすると感電や怪我のリスクも伴います。
安全第一を考え、自己判断が難しい場合は、ためらわず専門の業者にご相談ください。
「シャッター119」では、関西地域全域で迅速な出張診断と無料見積もりを実施しておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

日頃のメンテナンスと予防策でトラブルを未然に防ぐ
突然のトラブルを避けるためには、日頃の定期メンテナンスが重要です。
以下のポイントを意識して、電動シャッターの長期運用を心がけましょう。
・定期点検の実施
シャッターの動作状況を定期的に確認し、特にレールやセンサー、リミットスイッチの状態をチェックします。小さな異常を早期に発見することで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
・清掃と潤滑剤の塗布
埃や汚れはシャッターの動作を悪化させます。レール部分や可動部は、定期的に清掃し、専用の潤滑剤で軽く油をさすことでスムーズな動作を維持できます。
・定期的な専門業者による点検
自分でできるメンテナンスに加え、年に一度は専門の業者による総合点検を受けると安心です。部品の劣化や隠れた故障箇所を見逃さず、万全の状態を保つためにも定期点検は不可欠です。
・取扱説明書の再確認
各製品ごとに推奨されるメンテナンス方法や注意点があります。取扱説明書を見直し、メーカーが示すメンテナンスサイクルに従うことも大切です。
これらの日頃の対策を講じることで、急な故障を未然に防ぎ、安心してシャッターを使用できる環境が整います。
まとめ~電動シャッターが閉まらない時は冷静な対処と早期の相談を~
電動シャッターが閉まらない原因は、電源系統、機械的な故障、センサーやリミットスイッチ、そして走行レールやシャッター構造に起因することが多く、いずれも放置すれば安全上重大なリスクを伴います。
まずは、基本のチェック項目を順に確認し、電源やリモコンの問題、簡単な清掃作業で対処できるか試してください。
もし自分でできる範囲を超えた場合は、無理に作業を続けず、専門の業者に診てもらうことが大切です。
「シャッター119」では、関西全域(大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・滋賀)を対象に無料相談や出張見積もりを行っております。
万が一、電動シャッターが閉まらないトラブルに見舞われた場合でも、迅速かつ丁寧な対応でお客様の不安を解消し、安全なシャッター運用をサポートいたします。
専門スタッフが現地で原因を特定し、最適な修理プランをご提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
この記事を通して、電動シャッターが閉まらなくなる原因と対処法についてご理解いただき、日頃のメンテナンスの大切さや、万が一の際の正しい対応方法をお伝えできたなら幸いです。
皆様の大切な施設の安全を守るためにも、定期的な点検と早期の専門家への相談をお勧めいたします。
「シャッター119」は、迅速な対応と確かな技術でお客様のシャッタートラブルを解決するパートナーです。
電動シャッターのトラブルは、放置すると修理費用が高額になるだけでなく、安全面でも大きなリスクとなります。
是非、安心・安全なシャッター運用のために、定期的なメンテナンスとトラブル発生時の早期対処を心がけてください。
以上、電動シャッターが閉まらない原因と対処法についての解説でした。ご不明点やご相談がございましたら、ぜひ「シャッター119」までご連絡ください。
皆様の安全と快適な環境維持のお手伝いを、全力でサポートいたします。
【ご依頼の流れ】
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。
「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。
