「冬になるとシャッター周りが濡れて、毎朝床にタオルを敷くのが日課になっている…」「ガレージや店舗シャッターの下がいつも濡れていて困る」
関西圏のお客様様から、こういったお声を毎年たくさんお聞きします。
アルミシャッターは頑丈で見た目もスマートですが、“結露しやすい”のが大きな弱点。
しかも業務用ガレージ・倉庫・店舗は天井も高く空間も広いぶん、結露水が大量に発生しがちです。
結露は見た目の悪さだけでなく、カビや腐食・滑りやすさ・室内の冷え・電気代の増加などさまざまな二次被害の原因になります。
このコラムでは、なぜアルミシャッターで結露が起きるのか?放置すると何がまずいのか?を分かりやすく解説。
その上で、今日からすぐにできる簡単対策から、根本的な断熱リフォーム・プロによる本格対応まで、現場のプロが実用アドバイスを網羅します。
「ウチのシャッターも…」と心当たりがあれば、ぜひ最後までご覧ください。
なぜアルミシャッターで結露が起きるのか?メカニズムを解説
“アルミシャッターの結露”その現象自体は毎年冬になると“当たり前”に発生しているものの、「なぜこんなにビショビショになるのか?」と仕組みまで詳しく知っている人は少ないかもしれません。
結露は単なる水滴ではなく、空気・温度・素材という3つの要素が絡み合って起こる現象です。
特に業務用やガレージ・店舗で多用されるアルミ製のシャッターは、素材特性によって“より結露しやすい”という宿命を持っています。
「どうして自宅や職場のアルミシャッターでだけこんなに濡れるのか」「窓や壁と何が違うのか」その素朴な疑問を、まずは理屈からスッキリ解消しましょう。
原因が分かれば、後の対策選びもグッと楽になります。
アルミシャッターの場合、なぜ結露しやすいのか?
- アルミ素材は熱伝導率が非常に高い
- 冬は外気温をそのまま室内側のシャッター表面に伝える(たとえば外が3℃だとアルミ板もすぐ3℃になる)
- 冬は外気温をそのまま室内側のシャッター表面に伝える(たとえば外が3℃だとアルミ板もすぐ3℃になる)
- 室内の暖かい空気(湿気)が冷たいアルミ面に触れる
- 暖房で温まった室内や湿気が多い倉庫で、空気中の水分がアルミ面に触れて一気に冷やされ「水滴(結露)」になる
- 暖房で温まった室内や湿気が多い倉庫で、空気中の水分がアルミ面に触れて一気に冷やされ「水滴(結露)」になる
特に夜間にシャッターを閉めきる・翌朝気温が上昇するタイミングで、シャッターやその周囲(レール、サッシ)がびっしょり濡れることが多いのはこのためです。
温度差・湿度が結露の引き金
- 温度差が大きい(例:外5℃/室内20℃)
- 湿度が高い(例:50%以上)
この2つの条件が揃うと、シャッターに限らず結露は必ず発生します。
とくに関西の冬場は昼夜の寒暖差が激しいため、ガレージ・倉庫・店舗いずれも結露リスクが高まります。
アルミシャッターで結露が起こる理由・よくある状況
アルミシャッターは建物の“最前線”に設置されているため、屋外の寒さ・室内の暖かさ両方の影響を最もダイレクトに受ける部材です。
その結果、ちょっとした環境の違いや使い方のクセで、結露が出やすい状況が簡単に生まれます。
ここでは、「どんな使い方やどんな建物で結露が悪化しやすいか」を具体的な例で解説します。
自分の環境に思い当たるポイントがないか、チェックしてみてください。
アルミ素材の特徴が主因
- アルミは金属の中でも断トツで熱伝導が良い
→ どんなに高断熱な壁や窓でも、アルミシャッターをつけるとそこから熱が一気に伝わり冷たくなります。
閉めっぱなし・開閉の少なさも影響
- シャッターを閉めたままだと室内の湿気が逃げず溜まりやすい
- 外気が冷え込む夜間や朝方、急激にアルミ面が冷やされ一気に水滴がつく
業務用ガレージ・倉庫・店舗で多いケース
- 天井が高く、空気が動きにくい
- 保管物(木材・ダンボール・布など)が湿気を含みやすい
- 車両や人の出入りで一気に外気が入る
- 加湿器や水を使う作業(洗車・製造工程など)で湿度が高まりやすい
結露を放置するリスクと実際の被害
「少し濡れているだけ」「タオルで拭けば問題ないだろう」と軽く見がちな結露ですが、実は放置すれば放置するほど、建物や健康にさまざまな悪影響が蓄積します。
結露による被害は目に見えるカビや濡れだけでなく、床や建材の傷み、カビ・ダニによる健康リスク、時には暖房費の無駄や電気機器のトラブルまで多岐にわたります。
1. カビ・ダニ・悪臭の発生
- 水分を吸ったシャッター下や窓枠、床にカビが生える
- カビが繁殖すると黒ずみ・健康被害・異臭の原因に
- ダニや害虫の温床にも
2. 腐食・サビ・建材の傷み
- アルミは腐食しにくいが、長期間水分が溜まると表面が白く粉を吹く“白錆”が発生
- 取り付け部の鉄や木材、床材は腐食・膨張しやすい
3. 滑りやすくなり事故の原因
- 水滴で床やレールが滑りやすくなり、転倒事故・フォークリフトのスリップも
- 電動シャッターの場合は水濡れで感電や故障リスクも上昇
4. 室内温度の低下・暖房効率の低下
- 結露発生=シャッターが外気温に近い状態
- 暖房しても熱が逃げてしまい、電気代の増加や室内の冷えを招く
今日からできる!アルミシャッター結露の簡単対策(基礎編)
「難しいことは苦手」「今すぐ始められる簡単な方法はないの?」
そんな方のために、誰でも今日から始められるアルミシャッター結露対策をピックアップしました。
ここで紹介するのは、専門的な知識や大掛かりな工事を必要としない、コストも手間も最小限でできる“現実的な結露防止策”です。
まずは日々の習慣やちょっとした道具で、どこまで結露を減らせるか実践してみてください。
繰り返し対策を続けることで、必ず違いが実感できます。
(1)換気の徹底
- 朝晩は短時間でも窓・ドアを開けて空気の入れ替えを
- 特に湿度がこもりやすい倉庫・ガレージは「5~10分の強制換気」がおすすめ
- 換気扇やサーキュレーター、送風機の併用も効果的
(2)除湿機・除湿剤の活用
- 市販の除湿機を設置、湿度50%以下を目安に管理
- 簡易タイプの除湿剤(押し入れ用など)も床付近やシャッター下に置くと効果大
(3)サーキュレーターや扇風機で空気を動かす
- 室内の空気が動かないと結露が起きやすい
- 空気循環でシャッター面の温度ムラを減らす
(4)シャッターの清掃・水滴除去
- 毎朝のタオル拭き取りは基本
- 水滴が大量の場合は雑巾や吸水シートで早めに除去
- シャッターや床のカビ・ホコリも定期的に掃除
(5)結露防止グッズの利用
- 結露防止フィルムやプチプチシートをシャッター下や枠、サッシに貼る
- 結露吸水テープ・スポンジで水滴を吸い取る
- 断熱スプレーや中性洗剤の薄め液でシャッター面を拭いて水膜を作る
- 100均でも手に入る手軽なグッズを活用(ただし必ずシャッターの可動部分を妨げないように!)
さらに効果的な根本対策・リフォーム提案
現場でよく「内窓(二重窓)は本当に効果があるの?」「シャッター自体を断熱仕様に替える意味って?」とご質問をいただきますが、本格的なリフォームによる結露対策は、費用はかかっても“快適さ・安全・長期的なメンテナンスの手間”を大きく減らす方法です。
ここでは、専門業者だからこそ提案できる“本気の結露防止策”と、その具体的な効果やメリットをわかりやすくまとめます。
(1)内窓(二重窓・インナーサッシ)の設置
- 窓やシャッターBOX内側にもう一枚窓を追加
- 室内外の温度差をやわらげ、空気層が断熱・防露の効果を発揮
- 外気温が伝わりにくくなり、結露発生を大幅に抑制
(2)アルミシャッター本体の断熱化・高性能製品への交換
- 断熱材入りシャッターや樹脂複合サッシの導入
- 標準のアルミシャッターより格段に結露しにくく、冷暖房費も削減
- 断熱シャッターは後付け・交換ともに相談可能(ご希望に応じて最適な製品をご案内します)
(3)専門業者による断熱リフォーム・調査
- 専門スタッフが現地で結露発生状況を確認し、最適な解決プランを提案
- 施工費は掛かるが、「結露・カビと無縁の快適空間」が長期間実現
- 「シャッター119」なら現地調査・ご相談・お見積りはすべて無料です
結露のQ&A・知っておきたいポイント
「結露はなぜこんなに起きるの?」「シャッターを閉めたほうが本当に良いの?」など、現場でよくある疑問にここで一挙回答します。
Q. シャッターを閉めた方が結露しにくい?
A. 一般的にはシャッターを閉めることで室内と外の空気の流れが減り、外気の冷気が直接入り込まないため結露しにくくなる傾向があります。ただし、アルミ自体が冷たくなるので“全く結露しない”わけではありません。冷え込みの強い日はこまめな換気と併用が大切です。
Q. 結露を防ぐ一番簡単な方法は?
A. 換気と除湿、毎朝の水滴拭き取りが最も基本です。さらに結露防止シートや断熱材の貼付、除湿剤・吸水テープの併用を。
放置だけは絶対にNGです。
Q. プロに相談した方が良いのはどんな時?
A. 下記のような場合は一度ご相談ください。
- 結露が多すぎて水たまりになる
- シャッターや床がサビ・カビだらけ
- 断熱リフォーム・シャッター交換を検討したい
「シャッター119」では現地診断・ご相談無料で承っています。
シャッター119のプロが提案する“本当に効く”結露対策の選び方
「いろいろ試してもダメ」「根本的に見直したい」「やっぱりプロに相談したい」そんな時こそ、結露対策のプロに相談する価値があります。
「シャッター119」では現場経験に裏打ちされた実践的なアドバイスと、建物・用途ごとにカスタマイズした対策提案が可能です。
「自分でできる工夫は全部やったけど、やっぱり…」という段階で、ぜひご相談ください。
当社が選ばれる理由
- 24時間365日対応:困ったときにすぐ駆けつけ
- 現地調査・見積もり無料:どんなご相談も丁寧にヒアリング
- 断熱・結露防止の専門知識が豊富:建物ごと・現場ごとにベストな対策をご提案
- 施工実績多数・安心価格:中間マージンなしで納得のコストパフォーマンス
「まずはDIYで…」「やっぱりプロに…」どちらも大歓迎。
迷ったら一度シャッター119までお気軽にご相談ください!

まとめ:「結露は防げる!」今日から実践できる快適環境づくりへ
結露は、アルミシャッターという素材の特性や冬の温度差・湿度の高さが原因で誰にでも起こる現象です。
「仕方がない」とあきらめず、換気・除湿・吸水・断熱…身近なところから対策を始めましょう。
本格的な結露防止リフォームも選択肢のひとつですが、まずは小さな工夫の積み重ねで効果を実感できるはずです。
それでも改善しない、根本的に変えたいという方は、業者へのご相談(現地診断・断熱リフォーム)で一発解決の道も。
カビやサビ、健康被害、電気代の無駄といったリスクを避けて、安心・快適なガレージや店舗環境を手に入れてください。
「シャッター119」は関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)で、アルミシャッターの結露・断熱・リフォームに豊富なノウハウと実績があります。
「結露の悩み、今日から卒業しませんか?」
お問い合わせ・現地無料診断はいつでも大歓迎です。
お困りの際はお気軽にご連絡ください!
【ご依頼の流れ】
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。
「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。
