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【保存版】電動シャッターが動かない!“電池切れ?”を30秒で診断するチェックリスト

修理・交換2025.09.25

開店前や帰宅時、リモコンを押しても電動シャッターが反応しない
こんな時、真っ先に浮かぶのが「電池が切れた?」という疑いです。

実際、“電池切れ”は最も多い原因のひとつですが、ブレーカーや安全装置の作動、受信機の不調など、よく似た症状を起こす要因も少なくありません。

本コラムでは、関西(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)で店舗・倉庫・ガレージ用シャッターを多数扱うシャッター119が、電池切れの見分け方から、電池の正しい交換方法、交換後に動かない際の再登録(ペアリング)、電池切れと間違えやすい“そっくりトラブル”の切り分けまでを網羅して解説します。

「今すぐ開けたい!」という緊急時の手動開放のやり方や、電池長持ちのコツ・費用相場もまとめました。

読み終わる頃には、安全に・ムダなく対処できる状態になっているはずです。

まず「電池切れか?」を切り分ける

慌てて電池を買いに走る前に、症状を観察して切り分けましょう。

電池切れは兆候が出ることが多く、“押せばたまに動く”などの前ぶれがヒントになります。
ここで誤診すると、余計な作業安全上のリスクにつながることも。

以下のチェックから始めてください。

電池切れの“サイン”チェック(当てはまる数を数える)

  • リモコンの送信ランプ(LED)が暗い/点かない
  • 近づけば動くが、離れると反応しない(到達距離が短い)
  • 何度も押すとやっと動く(間欠的にしか反応しない)
  • 寒い朝は特に動きにくい(低温で弱る)
  • 壁スイッチ(有線/停電時手動を除く)では正常に動く
  • 別のリモコン(同一面を操作)だと正常
    3つ以上当てはまれば電池切れの可能性が高いと考えてOKです。

“電池ではなさそう”なサイン

  • モーター音もランプも完全に無反応(全系統停止感)
  • ブレーカーが落ちている/停電中
  • 直前に連続作動させていた(熱保護で一時停止)
  • 非常開放・手動モードのまま(復帰忘れ)
  • 安全センサーが遮られている(障害物/光軸ズレ)
  • 壁スイッチも反応しない(受信機ではなく電源側の問題)

切り分けのコツ
リモコンでダメでも壁スイッチで動くかを必ず試す。壁が無線型なら、別のリモコンで比較。別操作で動く=電池・リモコン側一切動かない=電源・制御側が濃厚です。

電池交換の前に:安全と準備

電池交換は基本的に利用者でも可能ですが、静電気・防水パッキン・極性を誤るとリモコン自体を傷めます。

交換前に道具・型番・環境を整え、安全に短時間で終わらせましょう。

用意するもの

  • 新しい電池:取説・現物で型番確認(例:CR2032/CR2025/CR2450等のコイン電池、23A(12V)の筒型、単三/単四など)。
  • 小型ドライバー(+/−)、コイン(フタこじ開け用)、マスキングテープ(ネジ紛失防止)、乾いた布
  • 手袋(皮脂付着防止・静電気対策)。

注意:同じ見た目でも厚み違い(CR2032と2025)は不可。無理に押し込むと接点破損誤作動の原因になります。

型番と“数”の確認

  • リモコン背面や内部に電池型番が記載。
  • 多機能リモコンは電池2枚直列のことも。同時に新調が原則。
  • 使用期限が十分なもの(残り3年以上)を選びます。

作業環境

  • 水気・雨天を避け静電気が起きにくい場所で。
  • パッキン(防滴)がある機種は切り欠きを傷めないよう丁寧に。
  • 交換中に誤送信しないよう、シャッターに人・車両がいないことを確認。

リモコンの電池交換ステップ(一般手順)

メーカー・機種で構造は異なりますが、基本の流れは共通です。

ここでは代表的な3タイプ(コイン電池型/12V筒型/単三・単四型)と、ワイヤレス壁スイッチの交換手順を示します。

無理な力をかけない・極性を確認が合言葉です。

A. コイン電池型(最も一般的)

  1. フタを開ける
    背面のビスを外す or 側面の切り欠きにコインを差してひねる。爪でこじらず、専用切り欠きのみを使用。
  2. 電池を取り出す
    +/−の向きを写真で控えるか、メモ接点バネを曲げないように。
  3. 新しい電池を入れる
    +面(刻印面)の向きに注意。皮脂は拭き取り、素手で端子に触れない。
  4. フタ閉め→動作試験
    LED点灯を確認し、近距離→通常距離で開閉テスト。

B. 12V筒型(23A/27Aなど)

  1. スライドフタを開く → 2) 古電池を取り出し極性を確認 → 3) 新電池を極性どおり挿入 → 4) フタ閉め・試験。
    逆挿しは即不具合。スプリング側=−が目安。

C. 単三・単四型

  • 2本セットは同時交換。1本だけ新旧混在は漏液・過放電の原因。
  • 落下でスプリング接点が寝ている場合は、少し起こすと復活することも(曲げ過ぎ注意)。

D. 無線(ワイヤレス)壁スイッチ

  • カバーを外し、内部のボタン電池(CR-type)or 単四を交換。
  • 復旧時に長押し設定が必要な機種あり(取説参照)。
  • 交換後、チャイルドロックが入っていないかも確認。

交換後のチェック

  • LED点灯・到達距離反応速度を確認。
  • 複数面がある場合、チャンネル切換の誤設定に注意。
  • 1日置いても正常なら、交換は成功です。

交換したのに動かないとき:再登録(ペアリング)の基本

電池交換後、まれにリモコンIDが受信機から抜ける/チャンネル構成が初期化している場合があります。

メーカーごとに手順は異なりますが、「受信機の学習ボタン→リモコン送信」が概ねの基本。下記は“汎用的な流れ”です。

一般的な学習手順(参考)

  1. 受信機カバーを開ける(ボックス内・天井付近など)。
  2. 基板のLEARN/REG/SETと書かれた小ボタン短押し
  3. 指示ランプ点滅中に、登録したいリモコンボタンを長押し
  4. ランプが点滅→点灯→消灯等で登録完了を示す。
  5. 複数チャンネル/複数面がある場合は面ごとに繰り返し

注意

  • 長押し時間登録できる台数は機種固有。上限超えで古いIDが消えることも。
  • 誤登録で他面が動く危険があります。人・車両の退避を徹底。
  • 説明書が不明/受信機アクセスが高所のときは無理をせずプロへ

「電池切れ」そっくりトラブル 8選(切り分けの要)

電池を替えても直らない場合は、別要因の可能性が高くなります。
現場で多い“そっくりさん”を、症状と対処のワンポイント付きでまとめました。

安全装置や運用由来が隠れていることも珍しくありません。

  1. チャイルドロック/誤操作防止
    → リモコンの鍵マーク長押しで解除など。ランプ点滅パターンもヒント。
  2. 非常開放(手動モード)から戻していない
    → 手動チェーン・ハンドル操作後は電動復帰レバーを確実に戻す。
  3. 連続作動による保護停止(サーマル)
    → 数分〜十数分の冷却待ちで復帰。連続試行は逆効果。
  4. ブレーカー落ち・停電
    建物側の電源を確認。停電復帰後はリセット(再通電)で改善することも。
  5. 安全センサー(光電管/接触センサー)の遮光・オフセット
    受発光部の清掃・位置合わせ。故障時は反転動作のみになる機種も。
  6. 受信機の電源・ヒューズ切れ
    → 壁スイッチも不動なら受信機〜制御盤が怪しい。分解はプロ領域。
  7. 無線干渉(LED照明/無線機器)
    → 433/315MHz帯等で干渉。照明OFFで試す場所を変えて操作
  8. 水濡れ・結露による基板不良
    雨天後だけ不調なら可能性大。内部乾燥・防水見直しが必要。

非常用バッテリー(バックアップ電源)について

電動シャッターによっては、停電時に数回だけ動かせる非常用バッテリーパックを搭載しているモデルがあります。

これをリモコン電池と混同しがちですが、役割も寿命も別物。保守ポイントを押さえましょう。

  • 寿命目安3〜5年で性能低下(使用環境で前後)。
  • 兆候:停電時の作動回数が激減充電エラー表示
  • 交換:型式指定・配線が伴うためプロ交換が安全
  • 台風・計画停電に備える平時に手動開放手順の確認、必要なら小型UPSで制御電源を保護。

緊急時:手動開放のやり方と注意

「今すぐ開けたい/閉めたい」という時は、手動開放が最終手段です。

重量物であることを忘れず、二人以上・安全確保で行ってください。

以下は一般的な流れです。

  1. 主電源OFF(ブレーカー)にして誤作動を防止。
  2. 非常開放装置(チェーン/ハンドル)を指定方向へ引く・回す
  3. シャッターをゆっくり動かす(落下防止のため二人で)。
  4. 所望位置で仮固定(バーや止め具)。
  5. 復旧時は電動復帰レバーを所定位置へ戻し、主電源ON→試運転。

禁止事項
ガイドレールに潤滑油を大量噴射しながら強行はNG。
落下・巻込み事故火災の原因になります。

電池を長持ちさせる運用術(今日からできる)

消耗品である電池も、使い方と保管で寿命が変わります。

交換頻度を抑え、トラブルを未然に防ぐ小さな習慣をまとめました。

  • 交換サイクルを決める:年1回の予防交換(繁忙期前/台風シーズン前)が安心。
  • “買い置き”は2セット同型×2を常備。期限・交換日をラベリング。
  • 保管温度10〜25℃・低湿が理想。車内・直射日光は劣化促進。
  • 押しっぱなし対策:ポケットや工具箱で長押し状態にならない保管。
  • 関西の気候:猛暑・高湿・海風(塩分)は電極腐食の敵。密閉袋+乾燥剤で保管を。

費用相場とプロを呼ぶ目安(関西の現場感)

「電池だけ」で済むのか、「受信機・配線・設定」が必要なのかで費用は大きく変動します。

おおよその関西エリア相場感を示します(サイズ・高さ・台数・時間帯で上下)。

  • 電池交換(ユーザー対応)数百〜1,000円台
  • リモコン新規/追加5,000〜20,000円/台(登録含む)
  • 受信機・設定見直し15,000〜40,000円
  • 出張点検(簡易調整)8,000〜15,000円
  • 手動開放→仮復旧(緊急対応)12,000〜30,000円
  • 非常用バッテリー交換20,000〜50,000円

呼ぶ目安

  • 電池交換・再登録をしても一切反応しない
  • ブレーカーが頻繁に落ちる/焦げ臭い
  • 高所・重量物でアクセスが危険
  • 店舗の開店が迫っている(時間優先)
    シャッター119の無料相談・出張見積もりをどうぞ。最短スケジュールでご提案します。

関西の現場実例(スピード復旧のヒント)

地域特性(湿気・塩害・台風)や建物仕様で“つまずきポイント”が違います。

よくあるケースを要点だけご紹介します。

Case1|大阪市・路面店(軽量電動/朝一で無反応)

  • 症状:リモコンLED点くが反応薄。壁スイッチOK。
  • 対応:コイン電池CR2032交換→到達距離復活チャンネル設定も再確認。
  • かかったコスト:電池代のみ予防交換を年1回運用へ。

Case2|神戸湾岸・倉庫(雨天後から不安定)

  • 症状:時々しか動かない/LEDは点灯。
  • 対応:受信機内部に結露跡。防滴処置・配線端子再締結・再登録で安定。
  • かかったコスト:出張点検+調整2万円台

Case3|奈良・ガレージ(停電復旧後)

  • 症状:全く動かない。
  • 対応:制御盤のリセット(再通電30秒)→復帰非常開放からの復帰忘れも発見。
  • かかったコスト:訪問点検のみ。復旧手順を掲示化して再発防止。

よくある質問(FAQ)

お電話・現場で多い質問を簡潔にまとめました。

シャッター119にご相談いただければ、詳細は個別に最適解をご案内します。

Q1. 電池交換だけで保証は切れませんか?
A. リモコンの電池交換はユーザー作業の範囲です。受信機・制御盤の分解は保証外になることがあるため触らないでください。

Q2. 電池は何年もつ?
A. 使用頻度・温度で変わりますが、1〜2年が目安。到達距離低下が最初のサインです。

Q3. 交換後、他の面が動くようになった…
A. 誤登録の可能性。受信機の再設定が必要です。危険なのでプロにご相談ください。

Q4. アプリやスマホ連動に変えたい
A. 可能な機種もありますが、業務用は堅牢性優先が基本。無線干渉・運用を含めてご提案します。

Q5. 電池の捨て方は?
A. ボタン電池は回収BOXへ。各市町村の小型電池回収をご利用ください。ショート防止に端子へテープを。

Q6. 台風後だけ反応が悪い
A. 結露・塩分付着が疑われます。受信機点検・防滴で改善することが多いです。

Q7. 2台同時に動かしたい/個別に動かしたい
A. 多チャンネル設定で可能。登録配分を設計します。

Q8. 夜間しか時間が取れない
A. 夜間・早朝施工に対応します。騒音・照明の配慮をした計画をご提案。

まとめ

電池切れは小さな消耗ですが、開けられない=営業が止まる・車が出せないに直結する“クリティカル”な要素です。

切り分け→安全な交換→動作確認→(必要なら)再登録の順で進めれば、ほとんどのケースはその場で解決します。

一方で、受信機・安全装置・電源側が原因のことも少なくありません。

無理を重ねる前に、現場を見た上で最短の解決ルートをご提案できます。
シャッター119無料相談・出張見積もりをご活用ください。

大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀の店舗・倉庫・ガレージ最短スケジュールでサポート。

初めての方も安心してお任せください。

関西の電動シャッターは、現場を知るプロが最短で復旧します。
シャッター119まで、お気軽にご相談ください。

【ご依頼の流れ】

  • 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
  • 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
  • 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
  • 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。

修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。

「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。

いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。

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