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【要注意】シャッターの異常音を“放置”するのは危険!事故・故障・コスト増の三重リスクと今すぐできる対策

修理・交換2025.09.7

「最近、キーキーと耳障りな音がする」「上げ下げのたびにガタガタ振動音が増えてきた」「時々ブーンと唸って怖い」
そんな異常音、つい“そのうち直るだろう”と見過ごしていませんか?

シャッターは重量物かつ可動機構の集合体。
音は不具合のサインであり、放置は安全上のリスク修理費の高額化に直結します。

関西は、大阪湾岸の塩害紀伊半島の強風・台風京都盆地の粉じん琵琶湖周辺の湿気内陸の寒暖差と、シャッターにとっては過酷な環境が同居するエリア。
異常音を放置すると、レール歪みや軸受偏荷重が進み、最悪は落下・挟まれ事故につながる恐れもあります。

本コラムは、店舗・倉庫・ガレージなど住宅の窓用を除くシャッターを対象に、異常音を放置する危険性、音の種類別の主因、自分でできる一次対処プロに任せる基準、関西の環境を踏まえた予防メンテナンス計画まで、プロの視点で体系的に解説します。

読み終えたら、今日から安全に・確実に動けるはずです。

異常音を“放置”する危険性とは?

異常音は「どこかに余計な摩擦ガタが生まれている」合図です。音の元を取り除かない限り、負荷は別の部品へ伝わって連鎖的に劣化が進行します。安全・コスト・近隣配慮の三方向から、放置リスクを具体化しておきましょう。2〜3分で読める要点です。

1)安全リスク(最優先)

  • 落下・挟まれ事故:レールのズレやスプリング・軸受の劣化が進むと、制御が効かずに急落下する恐れ。人・車両への接触は重大事故に直結。
  • 電動の二次災害:過負荷の持続はモーター焼損・基板破損・配線発熱へ。焦げ臭さや煙は緊急停止のサインです。

2)故障・停止による事業損失

  • 営業停止/出庫不能:シャッターが止まれば店舗は開けられず、倉庫は出荷停止。機会損失は修理費より高くつくケースが多々。
  • セキュリティ低下:半開き停止は侵入リスク増大、雨風の吹込みによる商品・設備の損傷も。

3)修理費の高額化

  • 早期対処:数千〜数万円(清掃・潤滑・増し締め・小部品交換等)
  • 放置後:数十万円規模(レール交換・軸/モーター/制御盤更新、下地補修や再塗装まで波及)
    “気づいた時が最安”です。音は最小コストで直せるタイミングを教えてくれます。

4)騒音トラブル・信用低下

早朝・夜間の甲高い金属音は近隣クレームの火種。店舗では外観・音の印象がそのままブランドイメージに影響します。

5)防火設備の観点(対象施設のみ)

防火シャッター等の防火設備は、火災時に確実に動く状態の維持が要件。
年次の点検・報告(対象建物)が必要で、異常音は点検要注意サイン
放置は法令順守の観点でも不適切です。

音で見分ける主な原因「どんな音が、どのタイミングで?」

音は原因を絞り込む“手がかり”。

音色(キーキー/ガタガタ/ゴリゴリ/ブーン/バキッ)発生位置(上部ボックス/左右レール/下部)、状況(上昇時のみ・下降時のみ・途中)をメモしましょう。

一次切り分けの精度が上がり、ムダな作業を避けられます。

よくある音主な原因典型症状放置リスク
キーキー/キュッ潤滑不足・レール汚れ・消音材劣化乾いた擦れ音、特定区間で悪化スラット摩耗→曲がり
ガタガタ/カタカタ固定ネジ緩み・カバー共振ボックス・レールの微振動ネジ脱落→部材落下
ゴリゴリ/ギギギレール歪み・スラット干渉・錆膨れ重く、途中で止まりがち開閉不能、モーター過負荷
ブーン(周期振動)軸受偏芯・ブラケット緩み・モーター劣化回転同期の唸り軸・ギア損耗→交換
バキッ/ガシャン部材割れ・バネ破断の兆候急な大音、以降さらに悪化重大故障・事故リスク高

コツ:「いつ・どこから・どんな音・どれくらいの頻度」を簡単で良いので記録。プロへの相談時に診断が速く費用も抑えやすいです。

まずはここから!自分でできる“安全第一”の一次対処

異常音は早く、正しく手を打てば止むことが多いです。

ただし高所・電装・バネ周りは素人厳禁。

以下は店舗・ガレージ・倉庫の一般的な巻き取り式を想定した、安全な一次対応です。
無理は禁物、違和感を覚えたらすぐ中止し専門家へ。

STEP0|安全確保(共通)

  • 電動:専用ブレーカーをOFF。非常停止も作動。誤通電防止。
  • 作業環境:スリップしない床、安定した脚立。ヘルメット/手袋/保護メガネ。
  • 位置:基本は全閉で作業(荷重が安定)。第三者立入を制限。

STEP1|レール・周辺の清掃

  • 左右ガイドレールの溝の砂・小石・落ち葉をブラシ&掃除機で除去。
  • 乾拭き→必要に応じて中性洗剤で拭き→完全乾燥
  • レール内の錆膨れ塗膜剥離があれば要注意(後述のプロ領域)。

STEP2|潤滑(やり過ぎ注意)

  • シリコン系スプレーレール内側に薄く。スラット接合部は軽く。
  • 油性(粘度高)・グリス大量塗布はNG(埃を抱き込み、逆効果)。
  • 潤滑後は低速で数往復し馴染ませ、音の変化を確認。

STEP3|外観の増し締め(届く範囲のみ)

  • ボックス外装・レール固定の見えるネジだけ、手工具で均等に軽く増し締め。
  • インパクトでの本締めは不可。座面破損・ねじ切れの元。
  • 下地が弱い感触(空転・めり込み)は中止→下地補修はプロの領域。

STEP4|電動特有の簡易チェック

  • リモコン電池交換/壁スイッチの接点確認。
  • センサー窓(光電・安全エッジ)に付着物がないか清掃。
  • 一時的な制御誤作動は、ブレーカーOFF→30秒→ONの軽リセットで改善する場合も。

ここまでで改善しない/悪化する/異音が短期間で大きくなる場合は、すぐに使用を中止し、専門業者に点検依頼が安全・最短・結果的に低コストです。

ここから先は危険サイン。必ずプロに任せるべきケース

“自分でできる範囲”が終わるラインを明確にしましょう。

以下は事故・破損・費用高騰を招きやすい領域です。
迷ったら依頼がベストの判断です。

  • 巻上げバネ/軸受/ブラケットに関わる調整・分解
  • レールの歪み・芯ズレが目視で分かる(左右差・隙間の偏り)
  • 焦げ臭い匂い・煙・過熱(モーター/配線)
  • バキッ等の破断音、以降の動きに著しい異常
  • 高所作業(ボックス上部・外装外し)や下地(ALC・モルタル)の補修
  • 防火シャッターや大型・重量タイプ全般の不具合
  • 応急で静かになってもすぐ再発する症状

なお、シャッター119では、関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)で対応しており、無料相談・出張見積りを行っています。

このような危険サインがある場合は、お気軽にお問い合わせください。

プロが行う診断〜修理の流れ(費用イメージ付き)

“何をされるか分からない”不安をなくすために、一般的な作業プロセス費用レンジを公開します。

現場条件で変動しますが、意思決定の参考になります。

  1. ヒアリング/安全確保:症状・発生状況・設置環境を確認し無電圧化。
  2. 動作・音源診断:上昇/下降での音の出方、位置依存を確認。騒音計や聴診棒を使うことも。
  3. 幾何精度チェック:レール鉛直・平行、スラットの通り、軸の芯、隙間を測定。
  4. 固定・下地確認:ネジの座面/アンカー保持力/下地の破断・やせを点検。
  5. 電装点検(電動):モーター電流値、受信機、制御盤表示、保護装置の作動。
  6. 是正作業:清掃・潤滑・トルク管理での増し締め、レール芯出し・シム調整、消音材交換、錆補修、必要部品の交換(軸受・チェーン/ベルト・モーター等)。
  7. 試運転/最終確認:上限・下限リミット、保護装置、異音消失を確認。
  8. 報告・再発予防:原因と再発対策(点検サイクル/使用上の注意)を説明、見積書・作業報告書を提示。

費用レンジ(目安)

  • 軽微メンテ(清掃・潤滑・増し締め・小部材)… 8,000〜30,000円
  • 調整・補修(レール芯出し・アンカー打替・消音材交換)… 30,000〜80,000円
  • 部品交換(軸受・チェーン/ベルト・センサー等)… 40,000〜120,000円
  • 主要更新(モーター・制御盤・レール大交換・下地大補修)… 200,000円〜

※正確な費用は現地確認後にお出しします(出張見積り無料)。「音だけ」でも、お気軽にご相談ください。

関西の“環境特性”と異常音の関係とは?地域別の要注意ポイント

同じシャッターでも立地で傷み方が変わります。

関西の代表的な環境特性と、異常音へつながりやすいポイントを整理しました。

対策の優先順位づけに使ってください。

  • 大阪湾岸・兵庫南部・和歌山沿岸(塩害)
    錆→ゴリゴリ音/座面劣化→ガタ防錆洗浄・塗装の頻度を上げる。
  • 紀伊半島・六甲颪(強風)
    風揺れ→固定緩み→カタカタ。台風前後の増し締めをルーチン化。
  • 京都・奈良の内陸(粉じん・花粉)
    レール堆積→キーキー。清掃サイクル短縮(半月〜月次)が有効。
  • 滋賀(湿気・寒暖差)
    結露→腐食・膨れ→擦過音乾燥・脱脂と座面保護を徹底。

異常音ゼロを保つ予防メンテナンス計画(年間テンプレート)

「壊れてから直す」より壊さない習慣が圧倒的に安くなります。

ここでは誰でも回せる年次計画テンプレートをご用意しました。

印刷して壁に貼って使えます。

月次(毎月1回・5〜10分)

  • 開閉テスト:音・振動・引っかかりの有無
  • 目視:レールの隙間・錆汁・ネジ頭の浮き
  • 清掃:レール溝のゴミ取り(掃除機+ブラシ

季節(年4回・15〜30分)

  • 清掃+薄く潤滑(シリコン系)
  • 外装カバー・レール固定の軽い増し締め(手工具)
  • 電動:センサー窓清掃・ケーブルグランド外観確認

重点(梅雨前/台風シーズン前後)

  • 固定部の本締め点検(トルク管理はプロ推奨)
  • 錆の早期処置(転換剤・タッチアップ/必要時は業者)

イベント後(台風・地震・豪雨)

  • 臨時点検:音の変化・傾き・緩み・浸水痕
  • いつもより大きな音が一度でも出たら使用停止→相談

事例で理解する「放置した場合」と「すぐ手当てした場合」の違い

“もし放置したら? すぐ手当てしたら?”を、実際の現場像に沿ってビフォー/アフターで比較します。

ぜひ意思決定の材料にしてください。

事例1|大阪市・路面店舗(ガタガタ音を2か月放置)

  • 放置中:レール上端のネジ緩み→共振拡大→ボックスのビビリ音
  • 結果:ネジ脱落→カバー片側が浮き→雨水侵入で錆拡大
  • 修理:座面補修+アンカー追加+防錆塗装=5万円台
  • 予防なら:月次増し締め+消音材交換=1万円台で済んだ見込み

事例2|神戸市・倉庫(ゴリゴリ音→開閉不能)

  • 放置中:錆膨れでレール内径が狭まり、スラット干渉が急増
  • 結果:途中停止→モーター過電流で保護停止、翌朝開かず
  • 修理:レール交換+スラット部材交換+モーター点検=20万円台
  • 予防なら:半年前の“ガリ音”時点で清掃・潤滑・錆処置=2万円台

事例3|和歌山市・個人ガレージ(ブーン音・周期振動)

  • 放置中:ブラケット片側緩み→軸偏芯→ベアリング損耗
  • 結果:唸り音増大→異臭→モーター交換へ
  • 修理:ブラケット再固定+軸受・モーター交換=30万円前後
  • 予防なら:緩み初期に芯出し+本締め=3万円台

よくある質問(FAQ)

お電話・メールで多いご質問を簡潔にまとめました。

悩む時間を減らすための即答集です。

Q1. 音が出ても動くので使って良い?
A. NG。動く=安全ではありません。音は“余計な摩擦/ガタ”の証拠。短期悪化が典型です。

Q2. 潤滑スプレーはどれを?
A. シリコン系を薄く。油性・グリスを多量に使うと埃を抱き込み、数日後に逆にうるさくなります。

Q3. インパクトで一気に締めても?
A. 不可。座面破壊・ねじ切れ・下地損傷の原因。手工具→トルク管理が原則です。

Q4. 電動のリセットで直った。もう大丈夫?
A. 一時的に静まっても根本原因が残存している可能性。再発時は早めに点検を。

Q5. どれくらいで点検を?
A. 年1回が最低ライン。海沿い・強風・粉じん環境、台風・地震後臨時点検を。

Q6. 費用が心配です。見積りだけでも?
A. はい、出張見積り無料です。写真・動画の事前共有で概算の提示も可能です。

その場で使える「異常音・一次診断チェックリスト」

プリントしてシャッター脇に貼っておけば、担当が変わっても品質が落ちません。

ミスなく、早く、安く直すための現場ツールです。

  • □ 音の種類:キーキー/ガタガタ/ゴリゴリ/ブーン/その他(  )
  • □ 発生位置:上部ボックス/左レール/右レール/下部/不明
  • □ タイミング:上昇時/下降時/止め際/常時
  • □ 変化:日ごと悪化/変わらない/一時的
  • □ 清掃実施(レール溝)
  • □ 潤滑実施(シリコン薄塗り)
  • □ 外観増し締め(見える範囲のみ・手工具)
  • □ 電動:ブレーカーOFF→30秒→ONのリセット
  • □ その後の音変化:改善/不変/悪化
  • 中止基準該当?(高所・電装・バネ/焦げ臭/破断音/短期悪化)→ プロへ連絡

まとめ

シャッターの異常音は、安全・設備・コストの警報です。

早期の清掃・潤滑・点検で止む音は多く、再発防止まで施せば“静かでまっすぐ”が戻ります。

逆に放置は故障の連鎖費用の高騰を招きます。

今日からの行動リスト

  1. 音を把握(種類・位置・タイミングをメモ)
  2. レール清掃→シリコン薄塗り→軽い増し締めまで(安全最優先)
  3. 変化がない/悪化/危険サインあり→使用中止・プロへ相談
  4. 以降は月次・季節・イベント後の点検を習慣化

なお、「この音、危ないの?」「明日までに静かにしたい」「高所で怖い」
こうした疑問やお悩みがありましたら、まずはプロに聞くのがいちばん速くて安全です。

シャッター119大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀をカバー。
無料相談・出張見積りで現地をチェックし、最短復旧と再発予防までワンストップでご提案します。

小さな音が最小コストで直せるタイミングです。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

【ご依頼の流れ】

  • 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
  • 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
  • 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
  • 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。

修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。

「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。

いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。

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