今回のお客様は、重量シャッターのスイッチを押しっぱなしにしないとシャッターが開かない、閉まらないから困っているとの連絡で修理に行ってきました。
通常の電動シャッターにはリモコンがあり、開くボタン、閉めるボタンを各1回ずつ押せば開いたり閉まったりします。
が、今回は押しっぱなしにしないといけないので、時間ロスにもなってしまいます。
何が原因でこんなことになってしまったのでしょうか。
障害物検知装置の不具合
シャッターの上部には、長方形の箱のようなものが乗っかっていることが多いのですが、その中にシャッターをしまったり他にもたくさんの細々とした電気系統の装置が付いていたりします。
その中の一つに障害物検知装置と呼ばれる機械が付いています。
名前からもイメージできると思うのですが、簡単にいうとシャッターの安全装置です。
シャッターを開けたり閉めたりするときに、シャッターの下を何かが通過したり、接触したりすると検知して止まる仕組みになっています。
この障害物検知装置が付いていると、事故を未然に防止してくれたりする優れた機能です。
今回のリモコンボタンを押しっぱなしにしないといけなくなった原因は、障害物がないのにも関わらず安全装置がずっと稼働してしまっている状態になってしまったことでした。
障害物検知装置の交換
何も障害物がないのに障害物検知装置が稼働してしまっての不具合ということで、装置ごと交換することになりました。
電気系統のものというのは、たまに何も原因がなく不具合を生じてしまうということがあるのが難点です。
これは定期的なメンテナンスをしていても発見しずらいということもあります。
5年に1回のメンテナンスの時に、たまたま不具合を生じて発見することはできますが、タイミングが悪ければ発見することができないということがやはりあります。
それでも当社が5年に1回のメンテナンスをお勧めするのは、その稀な電気系統の不具合を発見するためだけではなく、シャッター自体の寿命が何もしなければ10〜15年ということで、少しでも長く快適にシャッターを使用していただきたいという想いが根底にあるからです。
使用頻度や、シャッターをシャッターを設置している環境もありますが、故障や不具合が生じてしまってから修理になってしまうとお客様の時間と心理的感情面でもご迷惑をおかけしてしまうことがあるからです。
すぐに駆けつけたくとも、他の現場に入っていたりするとお待たせしてしまうことも出てきますし、修理をするにしても在庫があったり、常に持っている部品で修理できたりすると即日完結可能ですが、発注してもすぐに届かない部品であったりすると、シャッターの応急処置だけで帰らないといけなくなった現場もいくつもあります。
なかなか応急処置だけでは、いつ直るのか?いつ来るのか?いつ普通に使えるようになるのか?不安であったり苛立つことも出てきます。
そういったことをできるだけ避けていただきたいと思い、5年に1回のメンテナンスをお勧めしています。
シャッターの修理のことならシャッタ−119へご連絡ください。
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
依頼先のお客様とお話し、ご納得された上で修理を開始させていただきます。
当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそうだとか、費用がかかりそうだと判断した場合は、必ず手を止めてサイドご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんので安心してご連絡くださいませ。