今回のお客様は2台の電動シャッターが付いていたのですが、1台の電動シャッターはリモコンを1回押せば正常に動くのに、もう1台の方はリモコンを押したままじゃないと動かなくなってしまったとのことで修理に行ってきました。
2台のシャッターを1つのリモコンで操作
この2台の電動シャッターのリモコンというのは、1つのリモコンをそれぞれのシャッターに切り替えて使うタイプのリモコンでした。
1の操作で1台目のシャッターを開けたり閉めたりすることができ、2の操作で2台目のシャッターを開けたり閉めたりできる物です。
今回の不具合は、1の操作でのシャッターの開閉は正常に動くのに、2の操作で正常に動くはずのシャッターがトラブルを起こしてしまったということです。
新しい切り替えリモコンを設定
不具合のあった電動シャッターの修理箇所
- 開閉器交換
- 受信機(ラジオート)
- 駆動チェーンの交換
正常の電動シャッター
- 受信機(ラジオート)
まず開閉器交換ですが、だいたい10年〜15年使用すると不具合が出てきやすくなります。
シャッターを開けたり閉めたりするところの中枢部分です。このシャッターも10年以上使用されているということでトラブルが起きてしまっているので、新しく開閉器の交換をしました。
今回、正常に動いている方と不具合を起こしてしまったシャッターの両方のリモコンの受信機を新しく交換しました。
正常に動いている部分を残せるならば残したいですが、この電動シャッターの場合は1つのリモコンで2台の電動シャッターを動かすということで2つとも新しい受信機(ラジオート)に変える必要があったのです。
駆動チェーン交換
故障を起こした電動シャッターの方では、駆動チェーンの交換もしました。
駆動チェーンというのは電動モーターを動かすときに動力をシャッターの軸(シャフト)に伝える部分のことです。
このチェーンが何年も何回も使われていくとチェーン自体が摩耗していきシャッターを開閉するときに音が大きくなったりするのです。
10年以上使用されているシャッターには新しいチェーンも合わせて交換する方がまた長くシャッターを使用することができます。
電動シャッターの寿命は10〜15年
電動シャッターの寿命は10〜15年。シャッターを開ける閉めるを往復1回で3000回くらいが寿命といわれています。
シャッターがスムーズに動いている時はなんら問題はありませんが、動かなくなってしまったり、途中で止まったり、リモコン操作ができなくなると生活に支障が出てしまう方が大半です。
だいたい5年に1回のシャッターメンテナンスを取り入れることで、修理コストが下がり心配事も減ります。
シャッターについて修理やお困りごとがあればお任せください。
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
依頼先のお客様とお話し、ご納得された上で修理を開始させていただきます。
当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそうだとか、費用がかかりそうだと判断した場合は、必ず手を止めてサイドご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんので安心してご連絡くださいませ。