今回のお客様はシャッターはシャッターでもオーバースライダーと呼ばれるシャッターの不具合でした。
シャッターとオーバースライダーというものの違いを簡単に書くと、
シャッターは、シャッター上部に長方形の箱のようなものが付いていて、その中に表面で見えているスラットというものを収納していたり、そこから伸びてきたりするものです。
オーバースライダーというのは、上部の写真のように天井にレールが付いてあり、このレールに沿ってスラット部分を収納したり、出したりしています。
このオーバースライダーと呼ばれるシャッターの種類の方が、開閉スピードが速かったり、音が静かだったりするので、深夜でのシャッターの開け閉めが多い倉庫などで採用されていることが多いです。
今回、このオーバースライダーが開かなくなって困っているとの連絡を受け、修理に行ってきました。
開閉器の劣化が原因
このオーバースライダーが開かなくなってしまった原因は、開閉器の劣化が主な原因でした。
開閉器が劣化してしまうと、この開閉器がシャッターの心臓部にあたりますからこの心臓部であるモーターが動かないと必然的にシャッターは開かなくなってしまうのです。
特に電動式の開閉器というのは、だいたい10年くらいで不具合を起こしやすいのです。
快適にシャッターを開け閉めするための交換
今回のオーバースライダーは10年以上ご使用いただいていたので今後も快適にご使用いただけるように、
- 開閉器
- ワイヤー
- センターレール
この3つを交換させていただきました。
開閉器は前途したように、シャッターの心臓部分でここが動かないとピクともしないわけです。
ワイヤーとセンターレールというのは、写真に写っているシルバーの棒のことです。
このシルバーの棒(センターレール)の中に、写真には見えないですが、ワイヤーが入っていて、このセンターレールプラス ワイヤーで、シャッターを引っ張り上げていくような仕組みになっています。
このセンターレールとワイヤーが弱ってしまうと、シャッターを上げたり下げたりする力が弱くなってしまうので、モーターに負荷をかけてしまいます。
そうすると、せっかく開閉器を交換したのに数日、もしくは数ヶ月後にはセンターレールとワイヤーをまた交換修理しないといけなくなってしまうため、今回この3点を交換修理することになりました。
目の前の修理だけではなく、長く使用していただけるご提案をします
- シャッターが開かない
- シャッターが途中で止まってしまった
- シャッターが動かない
- シャッターから変な音がする
などなど、シャッターの不具合を感じてご連絡いただくことは多いです。
現場で状況を見させていただき、調査をして見えている部分の修理のお話もさせていただきますが、この修理によってこれから考えられる状況も合わせてご説明させていただいています。
もちろん予算や日程のご都合もあるので、今この目の前の修理だけを依頼されることもありますが、今後を見据えたご提案の中で修理させていただくこともあります。
シャッターの修理のことならシャッタ−119へご連絡ください。
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
依頼先のお客様とお話し、ご納得された上で修理を開始させていただきます。
当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそうだとか、費用がかかりそうだと判断した場合は、必ず手を止めてサイドご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんので安心してご連絡くださいませ。