日々、シャッターを使っていると不具合が生じてきたりします。
今回のお客様もシャッターを使用していたら変な音がしてきたような気がする、日にちが経っても改善しないとのことで修理依頼のご連絡をいただきました。
ドライブチェーンが伸び、リミットがズレている
シャッターというのは、見えてる部分の表面以外にもたくさんの部品が付いています。
その中に、ドライブチェーンという部品がありますが、これはモーターの動きをシャフトと呼ばれるスラットを巻き取るための軸に伝達する部分になります。
このドライブチェーンが伸びてしまっていたので、異音を引き起こし、モーターにも正常に伝達できずシャッターが通常通りではなくなっていました。
通常通りのシャッターの動きをしないというのは、リミットと呼ばれるシャッターを上まで上げたときに止まるとか、下げたときに地面に接地した時点でシャッターが止まるなど電動シャッターをつけたときに電気系統の設定を色々してからお客様には使用していただくのですが、このリミッターもバグを起こしてしまい正常に動作をしてしまっていました。
このチェーンの調整、リミットの交換と全体的にメンテナンスをして完了することができました。
経年劣化の摩耗
部品のあるものというのは、使えば使うほど、年数が経つほど摩耗していくものです。
風の強い地域だったり、海風の当たるところだったりとシャッターを設置している環境によっても左右されることもあります。
今回の電動シャッターのように、電動が付いているものは基盤の中の小さな部品がなんらかの影響で故障したり不具合を起こしたりして動作がおかしかったり、変な音がしてしまっていたりすることもあります。
壊れてしまったり、不具合を起こしてしまってからご連絡をいただくことが8割強ですが、そうすると修理に駆けつけたときにその部品があればその日に修理ができたり、不具合を起こしやすい部品だと発注して日数短めで入手、修理ができますが、持ち合わせていない部品もありますし、発注して3週間以上もお待たせして入手、そして修理になることもあります。
シャッターが正常に動作しているときは何も問題がないのですが、シャッターが開かない、閉まらないなどの不具合が生じると途端に日常生活に支障をきたしてしまっているケースが多々見受けられます。
シャッターを長く、通常通りご使用いただきたいので、当社では5年に1回のメンテナンスをお勧めしています。
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
依頼先のお客様とお話し、ご納得された上で修理を開始させていただきます。
当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそうだとか、費用がかかりそうだと判断した場合は、必ず手を止めてサイドご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんので安心してご連絡くださいませ。