突然、電動シャッターが動かなくなった、ボタンを押しても反応しない、うんともすんとも言わない。
「もしかしてモーターの故障?」「修理や交換にはどれくらい費用がかかる?」
こうした不安や疑問が関西(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)でも急増中です。
本コラムでは、電動シャッターの心臓部=モーター故障の原因、典型的な症状、セルフチェック手順、修理・交換の流れや費用相場、安全な対処法、プロ依頼の判断ポイントまで
現場対応に基づく実践ガイドとして詳しく解説します。
電動シャッターのモーターとは? ~開閉の「心臓部」~
モーターは、電動シャッターを開閉させる動力の要です。
業務用シャッターの場合、100kg超の鉄扉も「ボタンひとつ」でラクに上げ下げできますが、この仕組みを支えているのが、内蔵モーター+減速ギア+制御基板のコンビです。
もしモーターが正常に回らなければ、
- シャッターが全く動かない
- 途中で止まる・遅い・異音がする
- 動作はするがスリップして途中で空回りする
といった不具合が現れます。
モーター故障の典型的な症状とは?
【症状チェックリスト】
- ボタンを押してもモーター音が一切しない
- モーター音はするがシャッターが上下しない/途中で止まる
- 動作が明らかに遅い/動きが重い/途中で止まる
- モーターから「ジリジリ」「カタカタ」など異音がする
- 作動中に焦げ臭い匂い/焼けたような臭いがする
- 一度動かすと過熱でしばらく動かない(過熱保護装置作動)
上記に2つ以上当てはまれば「モーター故障の可能性が高い」と考えてください。
モーターが故障・劣化する主な原因
原因 | 詳細説明 |
---|---|
経年劣化・寿命 | 約10~15年が標準寿命(開閉2万~3万回) |
モーター内部部品の摩耗・破損 | ギア欠け・軸受け摩耗・カーボンブラシ摩耗 |
内部の過熱・過負荷 | 長時間連続運転、可動部の固着・サビ |
制御基板やセンサーの故障 | 落雷、ショート、配線抜け、基板故障 |
ホコリ・虫の侵入 | 冷却ファン詰まり、基板ショート |
外部からの水・油の浸入 | 漏電、絶縁不良、発火リスク |
寿命の目安
- 設置から10~15年(業務用なら10年超が要注意)
- 開閉回数2万~3万回を過ぎるとリスクが一気に高まります。
モーター故障かどうか?―セルフチェック手順
1. まず確認したい基本ポイント
- 電源・ブレーカーは落ちていないか
- リモコン・壁スイッチは正常か(電池切れ・断線確認)
- 障害物センサーが作動していないか
- 非常停止ボタンが押されていないか
- レールやシャフトに異常なゴミ・固着はないか
この段階で問題がなければ、モーターそのものの不良を疑うべきです。
2. 故障の兆候を見分ける具体例
- 音がしない場合…
→配線や基板トラブル・モーター焼損の可能性大 - 音はするが動かない…
→内部ギア破損・スリップ、モーター出力低下、軸の固着など - 一時的に動いてまた止まる/何度もブレーカーが落ちる…
→過熱保護、ショート、モーター自体の発熱異常 - 異音・焦げ臭い…
→カーボンブラシ摩耗、絶縁劣化、即停止・プロ連絡推奨
モーター以外の原因との切り分けポイント
既存記事でも触れている通り、「シャッターが動かない」トラブルの大半は以下も疑われます。
- 電源系統(ブレーカー/分電盤)
- リモコン・スイッチ自体の故障
- 安全センサーやリミットスイッチの作動
- レールやガイド部分の固着・ゴミ詰まり
本記事ではモーター不良に絞りますが、上記の「基本チェック」は必ず行い、異常がなければモーター本体の故障に進む流れです。
以下の記事も参考にしてください。
モーター故障時の応急対応と注意点
- 無理に手で動かそうとしない(手押し・こじ開けNG)
- 焦げ臭い・異音がある場合は速やかに電源OFF/ブレーカーを落とす
- 一時的に動いた場合も、再度動かさず必ず点検を受ける
一時的な応急策
- シャッターボックスを開け、見える範囲でシャフトやギア部に潤滑スプレーを少量吹き付ける
- ゴミやほこり、蜘蛛の巣等をエアダスターやブラシで除去
※これらは応急的な一時しのぎにすぎません。
根本解決にはなりませんので、症状が深刻な場合や再発時は必ず専門業者へ。
モーター修理・交換のプロ作業フロー
手順 | 作業内容 | 目安時間 |
---|---|---|
1 | 現地ヒアリング・型番確認・症状判定 | 10~20分 |
2 | シャッターボックス開口・モーター部点検 | 20分 |
3 | 電気系統・基板・配線の通電確認 | 10分 |
4 | モーター分解・故障部除去 | 30分~1時間 |
5 | 新品モーターユニット取付・リミット調整 | 40分~1時間 |
6 | 開閉テスト・安全装置確認・各部最終調整 | 30分 |
7 | 作業報告書・保証書発行 | 10分 |
標準的な修理・交換なら2~3時間、大型特殊型は半日程度かかる場合もあります。
プロに依頼すべきタイミング・判断基準
状況 | プロ依頼推奨度 |
---|---|
モーターから異音・焦げ臭い | ★★★(即停止・要相談) |
ボタンを押しても音がしない | ★★★(基板・電装含む) |
シャッターが途中で止まり動かない | ★★(安全装置か要診断) |
一時的に動いても再停止する | ★★(過熱保護・危険) |
原因不明で動作異常が続く | ★★★(総合点検が必要) |
自己判断で無理に動かすのはNG。
「症状が2つ以上当てはまる」「異臭・異音あり」「何度も止まる」場合は即プロに相談してください。
モーター修理・交換費用の目安
内容 | 料金(税込・目安) |
---|---|
モーター単体交換 | 200,000円~450,000円 |
シャフト一体型交換 | 150,000~200,000円 |
制御基板交換 | 55,000~110,000円 |
センサー・安全装置交換 | 22,000~55,000円 |
電気系統配線修理 | 22,000~55,000円 |
※現地状況・型式によって幅があります。
追加の調整・高所作業・特注パーツなどが必要な場合、別途加算になることもあります。
出張見積もり・初回診断は無料ですので、まずはご相談ください。
業者選びのポイントと依頼の流れ
- 複数社から相見積もりを取る(費用・対応速度・保証を比較)
- 関西エリアに実績があるか(緊急時の即日対応可否も)
- 口コミ・評判・施工事例の有無をチェック
- 出張費・深夜料金・追加請求など料金体系が明朗か
- 修理保証(1年など)の有無
「シャッター119」は、関西全域(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)で24時間緊急対応・全メーカー型式対応です。
保証書・作業報告書も発行しますので安心してご利用いただけます。

まとめ ― 早めの点検・相談が最短復旧への近道
- 電動シャッターのモーター故障は、音がしない/異音/動作停止/途中停止/焦げ臭いなどが主なサイン
- 10~15年・開閉2万回以上で寿命が急速に近づく
- 無理な手動操作やこじ開けは二次被害の原因
- プロの点検・修理が最短で安全、費用はおおよそ10~20万円前後が目安
- 関西エリアは出張見積もり・写真診断無料
「モーターが故障かも?」と感じたら、 まずは「シャッター119」(0120-646-022)へお気軽にご相談ください。
写真だけ送る・見積もりだけ知りたい、というご要望にも迅速対応します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
安心・安全なシャッター運用で、トラブルのない毎日をお過ごしください。
“困ったときの「シャッター119」”
関西でのシャッターのご相談はシャッター119が承ります。
【ご依頼の流れ】
- 点検:まず、シャッターの損傷箇所を点検します。
- 見積もり:修理にかかる費用を見積もります。
- 修理:必要な部品を交換し、シャッターを修理します。
- 動作確認:修理後、シャッターが正常に動作するか確認します。
修理は、必ず依頼いただいたお客様とお話し、ご納得いただいた上で開始させていただきます。
「当初の見積もりよりも部品の発注をしないといけなくなりそう」「費用がかかりそう」だと判断した場合は、必ず手を止めて再度ご提案をさせていただきます。
いきなり修理を始めて、修理後にビックリする金額を請求するようなことはございませんのでご安心ください。
