ガレージにシャッターを後付けしたいけれど、天井が低くて巻き上げ式のボックスが収まらない、間口が広くて普通のシャッターでは対応できないと悩む方は少なくありません。そうしたガレージで選ばれているのが横引きシャッターです。横引きシャッターは上部にボックスを必要とせず、既存のガレージに後付けしやすいのが大きな特徴です。 この記事では、ガレージに後付けできる条件と工事の流れ、台数別の費用相場、電動と手動の選び方まで、後付けを検討する際に知っておきたいポイントを解説します。
横引きシャッターとは?ガレージに選ばれる仕組みとメリット
横引きシャッターは、床または上部に設けたレールに沿って、パネルやスラットと呼ばれる板を左右にスライドさせて開閉するシャッターです。ここではガレージに後付けする視点で、選ばれる理由を整理します。
ガレージの構造に左右されにくい
巻き上げ式のシャッターは、開口部の上に巻き取り用のボックスを設置するスペースが必要です。一方、横引きシャッターは左右の壁面にパネルを引き込むため、梁が低いビルトインガレージや、天井ぎりぎりまで車高のある車を入れるガレージでも後付けできます。
- 天井高を削らないため、ハイルーフ車やルーフキャリアを載せた車でも出入りしやすい
- 掘り込み式の駐車場やカーポートの前面にも設置できる
- L字型や曲線の間口にもレールを曲げて対応できる
ガレージならではのメリット
| メリット | ガレージでの具体的な効果 |
|---|---|
| 間口が広くても対応できる | 2台並列や3台分の大開口でも1枚のシャッターで閉じられる |
| 開け幅を自由に調整できる | 人が出入りする分だけ開けるなど、使い方に合わせられる |
| 開閉音が静か | 早朝や深夜の出入りでも近隣への音が気になりにくい |
| デザインの選択肢が広い | アルミ格子やパイプタイプなら愛車を見せるガレージにできる |
特に「見せるガレージ」にしたい場合、通風性と防犯性を両立できる格子タイプの横引きシャッターは、巻き上げ式では実現しにくい選択肢です。
ガレージに後付けできる条件と設置の流れ
横引きシャッターは後付けに向いていますが、どんなガレージにも無条件で設置できるわけではありません。事前に確認したい条件と、工事の流れを把握しておきましょう。
後付けできるかを判断する4つの条件
パネルを収納するスペースがあるか
横引きシャッターは開けた時にパネルを左右どちらか、または両側に引き込みます。間口の幅に対して、引き込み側の壁面に収納できるスペースが確保できるかが最初のチェックポイントです。 スペースが足りない場合は、パネルを折りたたんで収納するタイプで対応できることもあります。
レールを設置できる床面か
床面にレールを埋め込む下レール式では、コンクリートの床にレール用の溝を切る工事が必要です。砂利敷きや土間が傾いている駐車場では、先に床の整備が必要になる場合があります。上吊り式であれば床工事を最小限に抑えられますが、レールを固定する梁や壁の強度が求められます。
間口の寸法と形状
一般的な住宅用ガレージであれば、1台用の幅2.5メートルから3メートル前後、2台用の5メートルから6メートル前後まで対応できる製品が多くあります。間口が極端に広い、柱が中央にあるなどの場合は、分割式や特注対応になります。
電動にする場合の電源
電動タイプを選ぶ場合は、モーターを動かすための電源がガレージ内に必要です。既存のコンセントや照明の配線から分岐できることが多いですが、電気工事が別途発生します。
後付け工事の流れ
- 電話やメールで相談し、ガレージの間口や床の状態、希望する操作方法を伝える
- 専門業者が現地調査を行い、寸法の採寸と収納スペース・レール設置位置の確認をする
- 製品タイプ、素材、カラー、電動か手動かを決めて正式な見積もりを受ける
- 契約後、メーカーで製品を製作する(2週間から1か月半程度)
- 設置工事を行う(手動で1日、電動で1日から2日が目安)
- 開閉確認と操作説明を受け、引き渡し
後付けはガレージごとに条件が異なるため、カタログの標準寸法で判断せず、必ず現地調査を受けてから計画を進めてください。
横引きシャッターの後付け価格|電動・手動・サイズ別の費用相場
ガレージに横引きシャッターを後付けする費用は、台数分の間口の広さと、電動か手動かで大きく変わります。ここでは住宅用ガレージに絞った費用の目安を紹介します。
ガレージの台数別・操作方法別の費用目安
| ガレージのサイズ | 手動タイプ(工事費込み) | 電動タイプ(工事費込み) |
|---|---|---|
| 1台用(間口約3メートル) | 40万円〜80万円 | 70万円〜130万円 |
| 2台用(間口約5〜6メートル) | 70万円〜130万円 | 110万円〜200万円 |
| 3台用以上・特注形状 | 120万円〜 | 180万円〜 |
同じ間口でも、アルミ格子タイプかスチールの全閉タイプか、曲線レールの有無で費用は数十万円単位で変動します。
後付け費用の内訳
後付けの見積もりには、本体価格のほかに次のような項目が含まれます。
- 現地調査費(無料の業者も多い)
- 本体価格(パネル、レール、戸車、鍵などの部材)
- レール設置工事費(床の溝切り、上部レールの固定)
- 電動タイプの電気配線工事費(3万円〜10万円程度)
- 既存シャッターや門扉を撤去する場合の撤去・処分費(3万円〜8万円程度)
- 床の補修や下地調整が必要な場合の追加工事費
費用を抑えるポイント
- 開閉回数が少なければ手動タイプを選び、後から電動化できる製品にしておく
- 標準サイズに近い寸法で設計し、特注部分を減らす
- 複数の専門業者から見積もりを取り、工事内容と金額を比較する
- 床の整備が必要な場合、カーポートやガレージの改修と同時に行い工事を一本化する
電動と手動はどっちがいい?横引きシャッターの選び方とデメリット
ガレージの横引きシャッターで最も迷うのが、電動か手動かの選択です。使い方と予算の両面から比較しましょう。
電動と手動の比較
| 比較項目 | 手動タイプ | 電動タイプ |
|---|---|---|
| 価格 | 安い | 手動より30万円〜70万円ほど高い |
| 操作 | 車から降りて開閉する | 車内からリモコンで開閉できる |
| 停電時 | 影響なし | 手動切り替えで対応 |
| 向いている人 | 開閉回数が少ない、予算を抑えたい | 毎日車を使う、雨の日の乗り降りを減らしたい |
| メンテナンス | レール清掃と注油が中心 | モーターや電気部品の点検も必要 |
毎日車で出勤する家庭や、雨の日に車から降りて開閉するのが負担になる場合は、電動タイプの満足度が高くなります。 一方、週末しか車を使わない、来客用の駐車スペースといった使い方なら、手動タイプでも十分です。
ガレージに後付けする際のデメリットと対策
横引きシャッターをガレージに設置する場合、使い始めてから気になりやすいポイントがあります。
下レールを車のタイヤが跨ぐ
床にレールを埋め込むタイプでは、出入りのたびにタイヤがレールを跨ぎます。段差が気になる場合は、レールを床面と同じ高さに埋め込むフラットレール仕様や、上吊り式を検討しましょう。
レールに砂や落ち葉がたまる
屋外に面するガレージでは、下レールに砂や落ち葉が入り込み、動きが重くなる原因になります。週に1回程度レールのゴミを取り除くだけで、戸車の摩耗を大きく防げます。
収納スペース分だけ壁面が使えない
パネルを引き込む壁面には、棚や工具掛けなどを設置できません。収納を重視するガレージでは、設計段階でどの壁面を空けておくかを決めておく必要があります。
積雪地域では開閉前の除雪が必要
レール上に雪が積もると開閉できなくなるため、積雪地域では上吊り式を選ぶか、融雪対策をあわせて検討するのがおすすめです。
ガレージの横引きシャッター後付けはシャッター119へご相談を
横引きシャッターの後付けは、ガレージの間口や床の状態、収納スペースの有無によって選べる製品や工事内容が変わります。カタログだけで判断すると、設置後に収納スペースが足りない、タイヤがレールに引っかかるといった後悔につながりかねません。
シャッター119の後付け対応
シャッター119は、ガレージ用をはじめ各種シャッターの新設・後付け・交換に対応する専門業者です。
- 現地調査と見積もりは無料で、ガレージの寸法や床の状態を確認してから最適な製品を提案します
- 手動・電動の両タイプ、アルミ格子やスチールなど素材の選択肢をそろえています
- 既存の門扉や巻き上げ式シャッターからの交換、撤去工事にも対応します
- 電動タイプの電気工事まで一括で手配できるため、複数業者への依頼が不要です
- 設置後のレール清掃や戸車交換などのメンテナンスも継続してサポートします
こんな方はお気軽にご相談ください
- 天井が低くて巻き上げ式のシャッターが付けられないと言われた
- 2台分の広い間口を1枚のシャッターで閉じたい
- 愛車を見せるデザインのガレージにしたい
- 電動と手動のどちらが自分の使い方に合うか相談したい
ガレージの横引きシャッター後付けを検討している方は、まずシャッター119の無料現地調査をご利用ください。ガレージの条件に合わせた製品選びから工事、アフターメンテナンスまで、専門スタッフが一貫してサポートします。



